犬の食べ物Date 2021.12.17
ミニチュアダックスフンドのドッグフードの失敗しない選び方!餌の量の目安もご紹介
- #ドッグフード
「ミニチュアダックスフンド向けドッグフードどれを選んだらいいか分からない」
「愛犬のミニチュアダックスフンドにあげる餌の量が知りたい」
こんな悩みを持つ方のためにこの記事ではミニチュアダックスフンドのドッグフードの選び方について解説しています。
ドッグフードを選ぶ際に見るべき成分や栄養素、餌の量の目安も解説しましたのでミニチュアダックスフンドを飼っている方はぜひ最後までご覧ください。
- PROFILE
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WanTime編集部|りほ
ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。
ミニチュアダックスフンドのドッグフードを選ぶ際のポイント
ミニチュアダックスフンドのドッグフードを選ぶ際のポイントを2つご紹介します。
①タンパク質が多いもの
ミニチュアダックスフンドは、他の犬種に比べて胴体が長く足が短い犬種です。
そのため、肥満気味だとお腹を地面に擦ってしまい炎症を起こしたり、関節に負担がかかって脊椎ヘルニアになってしまうこともあります。
さらに、ミニチュアダックスフンドは他の犬種よりも肥満になりやすいと言われています。
これは、ペットショップなどで「室内犬なのであまり運動しなくても問題ない」と言われる事もあるので、運動不足な子が多いのも原因の一つと言われています。
そのような事態を防ぐためにも筋肉の発達を促すことができるタンパク質を多く含むドックフードを選ぶようにしましょう。
筋肉をつけることによって基礎代謝を上げて、太りにくい身体を作ることが出来ます。
またタンパク質を摂ることは、毛並みを綺麗に保つことにも繋がります。
筋肉量が多ければ、年齢を重ねてもケガをするリスクを減らすことも出来ますし、長く飼い主さんと一緒に遊んだり、お出かけ出来る様になります。
タンパク質成分が多いものを確認したい場合は、ドックフードの成分表を見てみてください。
成分表は多く入っている成分から順番に記載されています。
タンパク質として記載されているものとしては、「肉類」や「肉副産物」、もっと具体的に記載しているものであれば、「チキン」や「フィッシュ」などと書いてあるはずなので参考にしてください。
②軟骨成分が多いもの
上でも説明した通り、ミニチュアダックスフンドは胴体が長いぶん関節への負担が大きい犬種です。
特に脊椎への負担が大きく、他の犬種に比べて脊椎ヘルニアになってしまう可能性が高いです。
関節の負担を減らすためには、関節へのサポートができる軟骨成分を多く含むドックフードがオススメです。
具体的には、成分表に「グルコサミン」や「コンドロイチン」、「コラーゲン」といったもの、コラーゲンを吸収しやすくするための「コラーゲンペプチド」などと記載されているものです。
このような成分を摂取することによって、健康的な骨や関節を作っていく事に繋がります。
ただ、このような栄養素をきちんと摂っていても滑りやすいフローリングや腰に負担のかかる階段などで関節を痛めてしまうこともあるため、マットを敷いたり、スロープを設置するなどの対策をするとより効果的です。
ミニチュアダックスフンドのドッグフードで注意すべき成分はある?
①炭水化物が多いもの
ドッグフードの中には、炭水化物を多く含むものもあります。
炭水化物が悪いということではありませんが、ミニチュアダックスフンドは太りやすい犬種なので、なるべく炭水化物の含有量が少ないものを選ぶようにしましょう。
炭水化物を多く含むものは、どうしても高カロリーになってしまい、摂り過ぎてしまうと肥満や病気に繋がる恐れがあります。
また、ミニチュアダックスフンドは他の犬種よりも消化器系の病気を患う可能性が高いと言われています。
特に炭水化物の中でも「小麦」を多く含むものは、消化が悪くなる場合もあるので注意する必要があります。
肥満になりやすく消化不全になる可能性があるので、ドックフードを選ぶ際は、なるべく「高タンパクで低カロリー」なものを選ぶようにしましょう。
②脂肪分が多いもの
脂肪分は摂りすぎには注意しなければなりませんが、決して悪いものではありません。
むしろ体内では作ることのできない脂肪分もあるため、それはドックフードなどで補う必要があります。
最近のドックフード製品でよく見かけるオメガ6脂肪酸やオメガ3脂肪酸と呼ばれる「必須脂肪酸」と呼ばれるものがそれに当たります。
ですが脂肪分の取りすぎは、人間と同様にわんちゃんも「肥満」、「臓器の疾患」などに繋がるので注意が必要です。
近年では低脂肪のドックフードが多く販売されるようになりましたが、比較的高価ということもあり低価格のものを購入する場合もあると思います。
そういった安価な商品には脂肪分を多く含むものもあります。
ドックフードの袋を開けてみたら、油でギトギトしたものを目にした事もあるのではないでしょうか。
脂肪分が多いドックフードを食べすぎると健康障害の原因にもなるので注意が必要です。
わんちゃんも脂肪が多いと食いつきよく好む傾向にあるため、たくさん食べてくれますが、摂りすぎには注意する必要があります。
脂肪分を好むわんちゃんの場合は、食いつきの良い物と健康的なものとを混ぜてあげたり、好きなおやつと合わせてあげてみるなど、飼い主さんが工夫して適切な摂取量を調整する必要があります。
ミニチュアダックスフンドにあげる餌の量の目安を解説
ドッグフード商品の多くは、1日にあげる餌の量が記載されています。ただし、これはあくまでも目安なので、それぞれのわんちゃんの体重や運動量を考慮しているわけではありません。また、子犬、成犬、シニア犬であげる量、回数も変化していきますので注意しなければいけません。
子犬の頃であれば、毎日成長するのでこまめに体重を測りながら、餌の量や回数を調節していきます。
大まかな目安にはなりますが、
「生後5ヶ月ぐらい」までは1日の餌の回数を「少量で3〜4回」
「生後5〜6ヶ月頃」から、「2回程度」
にします。
1日にあげる餌の量は、体重の「2,5%程」だと言われています。
例えば、生後4ヶ月で3kgの子犬の場合は、1日にあげる餌の量は75g程です。これを25gづつ3回に分けてあげるということになります。
成犬だと「15kg以下なら体重の1.2%程度、15kg以上は1%程度」が、大まかな1回分のあげる餌の量です。
その量を「1日に2回」あげるようになります。
ミニチュアダックスフンドであれば、10ヶ月ほどで成犬になります。成犬の体重が約3,5kg〜5kgほどと言われているので、1日であげる餌の量は「80g〜120g程度」が目安になります。
4kgの子であれば、1回にあげる餌の量は48g程になり、それを2回あげることになるので1日に96g程をあげる計算になります。
シニア犬の場合は、「成犬にあげる量の20〜30パーセント程度減らした量」をあげれば良いと言われているので、ミニチュアダックスフンドの場合は「60g〜100g程度」ということになります。
また、消化機能が低下してくるので、食欲が減ってきたり食べられなくなる場合もあります。
そのような時は、健康状態を見ながら2回だったものを少量に分けて3回、4回と量を減らして回数を増やしてあげるようにする必要があります。
上記した内容は、大まかな目安になりますので、ペットフードの種類、わんちゃんの体重などから詳細に管理したい場合は細かい計算方法は下の記事をご覧ください。
ミニチュアダックスフンド専用のドッグフードと普通のドッグフードの違いとは?
専用のドッグフードと普通のものでの大きな違いは、グルコサミンなどの軟骨成分の含有量です。
他の犬種よりも脊椎ヘルニアや関節を痛めることが多いミニチュアダックスフンドのために、そういったサポート効果のある成分が多めになっています。
他の違いで言えば、ミニチュアダックスフンドが太りやすいということもあり、タンパク質が多く、低カロリーの商品が多いようです。金額的には、専用のものなので比較的高価になる傾向があります。
ただし、専用と記載されていてもわんちゃんごとに健康状態や好き嫌いも異なるので、必ずしもその商品が愛犬にとって合っているかどうかはわかりません。
そのため、飼い主さんがその子に合わせて、ドックフードやおやつを見極めていく必要があります。
ミニチュアダックスフンドのドッグフードまとめ
ミニチュアダックスフンドは、胴が長く太りやすいため「高タンパクで低カロリー、低脂質」のドックフードを選ぶのがオススメです。
成分表などを参考にして、愛犬に合うものを選んでみてください。
また、愛犬の年齢や健康状態で餌のあげる量や回数も調節していく必要があります。
当社ではわんちゃんの健康を考えたペット栄養士監修のドッグフード「ワンタイムフレッシュドッグフード」を販売しています。
わんちゃんに必要な栄養素をふんだんに配合、無添加かつ新鮮食材にこだわったドッグフードのためとてもおすすめです。
愛犬に合った餌を選んだり、食生活を管理していくのはなかなか大変ですが、そうすることで、少しでも長く健康な状態で飼い主さんと一緒にいることが出来るので良ければ参考にしてみてください。
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