犬の食べ物Date 2021.12.22

犬に果物を与えて大丈夫?食べていいフルーツやダメなものも紹介!

  • #ドッグフード

イチゴやリンゴ、バナナ、みかんなど甘い果物が大好きなワンちゃんも多いですね。

果物は水分も多くビタミンも豊富なので、ワンちゃんに果物を与えることにはメリットもたくさんありますが、あくまでも主食ではなくおやつなど副食として与えます。

チョコレートやネギ類をワンちゃんに与えることは、絶対にNG!ということは、多くの飼い主さんが知っていますが、果物を与えることに関しては、あまり気にしてない方も多くいるようです。

でも人間には何ら問題なく食べられる果物でも、ワンちゃんにとっては食べるととても危険なものもあるのです。

ネットを調べれば、与えてよい果物と与えてはいけない果物がすぐわかります。

しかし、与えてよいとされている果物でも、自分の愛犬の体調や与え方によっては、ワンちゃんのアレルギー症状を誘発したり、過剰摂取で重篤な病気を起こすことすらあります。

わんちゃんに果物を与えるときには、知識なく不用意に与えることは大変危険です。

「与えてはいけない果物」は、たとえ少量でも、わんちゃんが欲しがっても、与えてはいけません。

そんなわんちゃんに与えてはいけない果物について解説していきます。

PROFILE

WanTime編集部|りほ

ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。

犬に果物を与えても大丈夫?

果物には犬の健康にとって良好な栄養が豊富に含まれており、水分の補給にもなるので、犬に果物を与えることにはたくさんのメリットがあります。

そして犬は基本的に甘い味が好きな場合が多いので、果物を見せると「はやくちょうだい!」と大喜びで寄ってくるわんちゃんもいるでしょう。

しかし果物の種類によっては犬の体に有害な成分を含んでいるものもあり飼い主さんは、

「安心して与えられるもの」
「注意して与えなければいけないもの」
「与えてはいけないもの」

をしっかり知っておく必要があります。

中には人間には全く影響なくおいしく食べられるのに、わんちゃんが誤ってたくさん食べた時は即刻動物病院に連絡しなければならないという大変危険なものまであります。

普段、家庭でもよく食べるイチゴやリンゴ、バナナ、みかんなどの果物は、わんちゃんにも安心して与えられる種類ですが、その皮や種が危険なこともあります。

イチゴのヘタやリンゴやサクランボの種、グレープフルーツやみかんなどの皮は与えてはいけません。残留農薬の恐れや消化に悪い有害な物質が含まれている場合もあります。

またどの果物が食べられるかを知るだけでなく、食べさせ方や食べさせる量を知っておくことは自分のわんちゃんを守るうえでとても大事なことです。

果物を与えるときは、あくまでもおやつとして与えます。

喜ぶからと言って一度に大量の果物を与えると栄養的にも偏ってしまい、かえって体に負担をかけてしまいます。

犬の健康にいい果物、栄養素についても解説!

果物には犬の健康にプラスになる栄養素がたくさん含まれています。

果物は全般にビタミンCやポリフェノール、ビタミンE、植物繊維が豊富に含まれており、犬にとってもおいしいうえに健康をサポートしてくれるうれしい食べ物です。

■いちご・みかん

いちごやみかんはビタミンCが豊富です。

ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、がんや老化を予防したり、動脈硬化などを引き起こす活性酸素を抑える「抗酸化作用」がみとめられます。

犬などの動物の多くは、肝臓でビタミンCを合成する能力があるので、犬には必要ないのではないかという説もありますが、実際にはその合成量は少なく、年齢と共に合成能力は落ちていきます。

また現代のわんちゃんは、ストレスや運動不足やアレルギー、肥満などの疾患を抱える犬が多く、免疫力の向上の補佐や菌やウイルスと戦ったりストレスを緩和する作用のあるビタミンCは、かなり消耗されています。

果物は減少してしまったビタミンCを補給し、わんちゃんの健康の維持に大切な役割を果たしています。

■リンゴ

甘くて歯ごたえがあり甘くておいしいりんごは犬も大好きです。

りんごには抗酸化作用のあるポリフェノールやペクチンと言われる食物繊維が豊富で、腸内環境を整えて整腸作用に効果があります。

■バナナ

そしてバナナには食物繊維やポリフェノールなどの他に、たんぱく質や脂質・糖質の代謝を促して疲れの回復や皮膚の状態を守り、毛艶に効果のあるビタミンB群が豊富であるなど、犬の体にとって良い働きをする栄養素がたくさん含まれています。

また果物に含まれる酵素は、肉やごはんのたんぱく質やでんぷん質を分解してやわらかくし、消化を助ける作用がありますが、熱を加えると失われてしまいます。果物は生で食べるのが基本です。

また、わんちゃんに食べさせる時にも注意が必要です。

リンゴやナシなどは大きくカットしたまま与えると、子犬やシニアの犬などはうっかり大きいまま飲み込んでのどに詰まらせる危険もありますので、かなり細かくカットするか、すりおろすなどして与えた方が安心です。

そして皮や種は丁寧に取り除いておきます。

犬に食べさせちゃダメ・注意すべき果物

犬に絶対与えてはいけない果物は、ぶどうやアボガド、イチジク、プルーンなどです。

■ぶどう

その中でも「ぶどう」は犬に与えると危険な果物の筆頭です。

人間にとっては何の危険もありませんが、犬にたべさせると嘔吐や下痢などの症状を起こしたり、大量に食べると急性腎不全などの危険な中毒症状を起こすこともあります。

死亡例も報告されているので、一粒ならいいだろうなどと気楽には考えず、欲しがっても与えないことです。

また、大量に食べたことが分かったら、すぐ動物病院に連絡する必要があります。家庭で対処することはできません。

■アボカド

アボカドは栄養価の高い果物ですが、多くの動物に中毒を引き起こす成分が含まれています。

犬に対しても下痢や嘔吐の症状がみられることがあります。

また種は犬の胃では消化しないので、間違って食べてしまうとその大きさから胃の中に長く滞留したり腸でつまってしまったりすることもあります。

また、アボカドに含まれる高い脂肪分が胃腸に負担をかけることもありますので、与えない方が無難です。

■イチジク

イチジクは犬がアレルギーを引き起こす成分が果肉にも含まれています。

そのために食べてしまうと、口の中に炎症を起こして、よだれや嘔吐の症状を引き起こすことがあります。

■プルーン

また、プルーンは人間にとってはとても体に良いとされている果物ですが、犬にとっては危険な果物です。

プルーンの葉や茎や種には、毒性があり、過って食べてしまうと、嘔吐や下痢、呼吸困難になることもあります。

ドライフルーツは、果物を天日で干したり、砂糖漬けにしたりして乾燥させたもので、そのままおやつとしてつまんだり、朝食のシリアルにトッピングするなど、人気があります。

また干しブドウや干しプルーンなどは、パンやケーキなどのお菓子や料理にも使われ、栄養価も高く日常的に食べる機会も多いですね。

ドライフルーツは基本的にはわんちゃんが食べても大丈夫ですが、成分が凝縮されているため糖分の過剰摂取になったり、犬にとって中毒を起こす成分も凝縮されてしまうので、果物の種類によっては大変危険です。

干しブドウや干しプルーン、干しイチジクは絶対にわんちゃんに与えてはいけません。

■バラ科の果物(アレルギーの場合)

桃やリンゴ、いちご、サクランボなどのバラ科の果物は共通のアレルゲンを持っているので、どれかの果物でトラブルが生じたら、他の果物も食べない方が安心です。
またキウイやメロンなどもアレルギーを引き起こすことがあり、果物のアレルギーは花粉症と連動しているという研究結果もあります。

バナナもそれ自体には危険な成分はもっていませんが、タンパク質を含んでいるのでタンパク質にアレルギーのある犬には、与えない方が良いですし、パイナップルは小麦アレルギーを持っている犬には与えない方が良いでしょう。

また持病を持っているわんちゃんには、果物に含まれる栄養素との相性の確認が必要です。スイカに多く含まれるβカロティンやメロンやキウイに豊富に含まれているカリウムは、肝臓にトラブルを抱えていたり腎臓病の犬にはかえって負担を負わせてしまいます。

犬に果物を与える際の注意点

はじめて食べる果物の時には、初めに少量与えてみて、下痢や嘔吐、皮膚を痒がったりしないか目が充血しないかなどをよく観察することが大事です。

アレルギー症状は数時間たってから現れることもあるので、わんちゃんだけで長時間お留守番させるようなことはやめましょう。

犬は体調の悪さを言葉では訴えられないので、飼い主さんのほうから気付いてあげたいですね。

動物病院が開いている時間の確認や、夜間診療を受け付けてくれる病院、動物の救急病院等は前もって確認しておくことも大切な事です。

またグレープフルーツなどの柑橘系の皮には、犬に中毒を起こす成分が含まれていますが、他の果物にも葉や皮、種に有害な成分が含まれていることが多くあります。

わんちゃんに与えるときは、必ず丁寧に取り除きます。さくらんぼなどは小さくて口に入れやすいので、パクっとくわえてしまうことがあります。

そうなるとなかなか口を開けてはくれないので、注意して下さい。種を噛んでしまうと、毒性のある成分を摂取してしまいます。

たいていは大量摂取しないと、危険な状態にはなりませんが、飼い主さんとして十分な注意が必要です。

栄養が豊富な果物を食べることは健康にも良く、水分の補給にもなりますが、どんな場合にも過剰摂取すると、下痢や嘔吐などを引き起こします。

また、ブドウなどをお皿に入れてテーブルの上に出して置いたり、人間が食べた果物の種や皮などを不用意にごみ箱に捨てたりすることも、甘い匂いに誘われてわんちゃんが食べてしまうことがありますから、絶対に与えてはいけません。

犬に食べさせていい果物まとめ

わんちゃんにとって果物は、おいしくて健康にも良い面と、よく知らないで食べると中毒やアレルギーを起こすなど、危険な面もあります。

確かに1粒、一切れ程度であればあまり大きな問題になることは多くはないですが、それでもわんちゃんによっては過敏に反応して、食欲減退や嘔吐といった症状が現れる場合もあります。

与えてはいけない果物を知ると同時に、自分の愛犬がどんな疾患やアレルギーを持ってるか、飼い主として普段の状態もよく知っておかなければいけませんね。

おいしい果物でつらい思いをさせないために。また、与えてはいけない果物や与え方などの情報は、家族全員が共有しておく必要があります。

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