犬の食べ物Date 2021.12.23
ドッグフードを寄付することはできる?やり方や注意点も解説!
- #ドッグフード
皆さんはドッグフードが寄付できるということをご存知ですか?
安売りしているときに買いすぎてしまったり、わんちゃんが飽きてきて新しいドッグフードに切り替えた時など処分に困ることもあるかと思います。
そんな時は、保護施設などに寄付してみてはいかがでしょうか。
保護施設などでは、ドッグフードの必要な量も多くて困っているところもあります。
もし余裕があれば、そういった施設などに寄付されてはいかがでしょうか。
私も以前、犬猫の保護団体のボランティアに参加していましたが、必ず必要になる食べ物の寄付はとてもありがたいものなので、ぜひ検討してみてください。
今回は、そんなドッグフードの寄付についてその使い道や注意点なども併せてご説明していければと思っています。
- PROFILE
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Ripo
WanTime編集部|りほ
ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。
ドッグフードを寄付できる施設はある?
ドッグフードを寄付できるところは全国にあります。
基本的に寄付するのであれば動物愛護団体などにすることになります。
大きい団体であれば全国各地から寄付を募っている場合もありますし、各地にある団体でも問い合わせれば受け付けている団体の方が多いはずです。
ご自身の近くの団体や詳細を知りたい方は、「動物愛護団体 (都道府県名)」と調べれば出てくるはずです。
また、近所で子犬の譲渡会や保護犬の里親会などを実施していれば、そこでお話を聞いてもいいかもしれません。実際にお話を聞いた方が、寄付した後の使い道やどんな子の助けになったのかを知れるのでおすすめです。
ここで注意が必要なのは、きちんと向こうの団体が決めているまたは、指定している方法で寄付をしてあげることです。
せっかく寄付をしたのに結果的に迷惑をかけてしまうとお互いに嫌な気持ちになってしまうので、不安な方は寄付先に問い合わせをしてから寄付するようにしましょう。
寄付したドッグフードの使い道
寄付したドッグフードの使い道は、基本的に保護しているわんちゃんのご飯です。
大きな団体であれば、かなりの数のわんちゃんを保護しています。
そのため、毎日のご飯にかかる費用や量は多くなります。少しでもドッグフードを寄付してもらえれば、それだけ費用を抑える事が出来るので、他のわんちゃんの生活に関わる費用に充てる事が出来るので大きな助けになります。
わんちゃんの生活には、食費以外にも生活している設備やお掃除用品、予防接種などかなりの費用がかかります。
食器に関してもその施設にいるわんちゃんが感染病などを発症していれば、他の子に同じ食器を使いまわすことも出来ませんし、薬代もかかります。
団体を運営していくのにも費用がかかる上、多くのわんちゃんを保護していれば、施設を維持するだけでも大変です。
そういった事情もあるため、ドッグフードを寄付するだけでも多くの面で保護されているわんちゃんの手助けになります。
ドッグフードを寄付する際の流れを解説
ドッグフードを寄付する際は、各団体で違いがあるので問い合わせをしたりして確認するようにしましょう。
ただ、基本的にはその団体で受け入れしているもののリストがあるので、そこにドッグフードの記載がある場合は箱詰めしたりして、郵送で送るようになります。
郵送の場合はゴミ袋などの大きな袋で包んでダンボールで送るのがいいでしょう。
防水対策と散らばるのを防ぐためになるべくダンボールにそのまま入れるのは避けた方がいいです。
また団体によっては直接持ち込みが可能な場合もあるので、簡単に行ける距離にある時や郵送を手間に感じる場合は直接持って行ってもいいでしょう。
その際、受け入れリストにあるドッグフード以外の物資が余っていれば、持って行ってあげてもいいかもしれません。
もし、わんちゃんがお亡くなりになっている場合はペットシーツやお掃除用品などが余ってしまっている場合もあるかと思います。
そういったものは保護施設にとっては非常にありがたいので、検討してみてはいかがでしょうか。
上でも書いた通り、わんちゃんの生活にとって必要なものは、保護施設にとっても非常に大切なので持って行ってあげればとても喜ばれます。
ドッグフードを寄付する際の注意点
ここでは、ドッグフードを寄付する際の注意点を4つほどご説明します。
寄付する際の送料に注意
団体によって違いはありますが、ドッグフードを郵送で寄付する際は着払いにはせずに送る側が負担するようにしてあげた方がいいです。
寄付という名目ですし、向こうは非営利団体の場合がほとんどなので基本的には送料負担で送るようにしてください。
開封状態に注意
ドッグフードを送る際は出来れば未開封のものの方が好まれます。
これはドッグフードの栄養の問題や保存の問題に関係してきます。
ドッグフードは開封後から徐々に酸化して行きます。
酸化したドッグフードは栄養価が低下するだけでなく、風味も落ちてくるのでわんちゃんの健康と食いつきに影響が出るので注意が必要です。
ちなみにドライフードであれば、基本的には開封後から1ヶ月以内に消費する事が望ましいと言われています。
ご自宅のわんちゃんにもあまり、長期保存したドッグフードはあげないようにしましょう。以上のような理由から、可能であれば未開封のものを送るようにしましょう。
賞味期限に注意
たとえ未開封のものであっても賞味期限が過ぎているもの場合は、徐々に酸化してしまっているので、上と同じような理由で送ってもらってもわんちゃんにあげられないということになってしまいます。
そのため、寄付する際は開封状態に関わらず、賞味期限前のものを選ぶようにしましょう。
ドッグフードの種類に注意
一般的には「総合栄養食」を送る事が多いようです。
総合栄養食とは毎日のご飯になるドッグフードのことで、おやつや療養食といったもの以外の主食になるものです。
基本的にはどのメーカーの商品でも受け付けているはずです。
また団体によってはおやつなども受けている場合もあります。
ここで、もう一つ気になる点があるとすれば、子犬用やシニア犬用でも大丈夫なのかという事だと思いますが、こういったそれぞれの年代に合わせた商品でも受け入れしている団体はあります。
保護施設には子犬からシニア犬まで様々なわんちゃんがいるので、問題なく寄付できます。
ドッグフードを寄付する際の注意点をご説明してきましたが、各団体で寄付できるものや方法も変わってきますので、不安な方は事前に団体に確認をするようにしてください。
善意で行った事が向こうの迷惑になる場合もあるので、きちんと寄付先の条件を把握した上で行うように心がけましょう。
ドッグフードを購入で保護犬に寄付できるサービスがある?
ドッグフードを購入したポイントなどで寄付できるサービスも存在します。
例えば、Yahoo!ネット募金などがあげられます。
この募金は購入した際のポイントを寄付に利用できるようになっています。購入した金額でTポイントがたまりますが、そのポイントを寄付先を選んで寄付できるようになっています。
犬や猫以外の寄付先もあるので、この機会に寄付してみてはいかがでしょうか。
また当社で販売しているワンタイムフレッシュドッグフードという商品をご存知でしょうか。
当社では、わんちゃんたちを保護して、里親を探す活動をしています。
その中で、健康に気を使ったドッグフードを提案する機会があり、なかなか望まれるような商品を提案する事が出来なかったという事で、ご自身の会社で開発することにしました。
そういった保護活動の背景から、ワンタイムフレッシュドッグフードの売り上げの一部は保護犬や猫の医療費や運営の活動費となります。
ワンタイムフレッシュドッグフードは、保護活動を通して開発されたということもあり、健康面に配慮した商品となっています。
新鮮な食材を使っている上、人間の食品衛生法に沿って調理されているので、栄養価が高くアレルギー対策などにも有効です。
気になる方や購入したいと思った方は、下のバナーより見てみてください。
ドッグフードの寄付まとめ
今回は、ドッグフードの寄付について方法や注意点なども含めてご説明してきましたがいかがだったでしょうか。
寄付先である動物保護団体は、その活動の形から、運営だけでも大変です。特に多くのわんちゃんや猫ちゃんを保護している団体であれば、施設を管理していくのにもたくさんの費用と資材が必要です。
そのような団体は各地域に存在するので、余っているものがあれば、寄付することを検討してみてもいいのではないでしょうか。
ただ、きちんと寄付先の指定しているやり方に沿わないと互いに嫌な思いをしてしまうので、事前の確認など、出来る範囲のことをした上で協力してあげてください。
そうすることで、少しでも身寄りのないわんちゃんの支えになってあげられるはずです。
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