犬の栄養Date 2023.05.09

犬はいちごを食べても大丈夫!いちごを与える時の注意点を紹介!

  • #栄養

犬にいちごを与えても大丈夫?本記事では、犬にいちごを安全に与える方法や注意点を分かりやすく解説します。
飼い主さんの不安を解消し、愛犬と一緒に美味しくいちごを楽しむための情報が満載です。

PROFILE

Ripo

WanTime編集部|りほ

りほ ペット歴25年

ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。

犬はいちごを食べても大丈夫!

犬がいちごを食べても問題ないことを知っていますか?
実は、犬にとっていちごは安全な果物の一つで、適度な量を与えることで彼らに美味しいご褒美になるんです。
ただし、与える量や与え方には注意が必要です。
この記事では、犬にいちごを安心して与えるためのポイントや注意点について詳しく解説していきますので、飼い主さんも安心して愛犬にいちごを楽しませることができます。

いちごには栄養素がたくさん!犬に与えるメリットを知ろう

愛犬にいちごを与えることには、実はたくさんの栄養面でのメリットがあります。
いちごには、カリウム、ビタミンC、アントシアニンといった栄養素が豊富に含まれています。
これらの成分が犬の健康にも良い影響を与えることが期待されます。それでは、これらの栄養素が犬にどのようなメリットをもたらすのか、詳しく見ていきましょう。

カリウム

いちごに含まれるカリウムは、犬の筋肉や神経の働きをサポートする重要なミネラルです。
カリウムは、筋肉の収縮や神経伝達に関与し、適切な量の摂取が犬の健康維持に役立ちます。
また、カリウムは体内の水分バランスを維持する働きもあり、脱水予防にも効果的です。

ビタミンC

ビタミンCは、いちごの代表的な栄養素のひとつで、犬にとっても大切なビタミンです。
ビタミンCは、抗酸化作用があり、犬の免疫力を高めることが期待されます。
また、犬の皮膚や毛髪の健康を維持し、ストレスの軽減にも役立つとされています。

アントシアニン

いちごに豊富に含まれるアントシアニンは、抗酸化作用が非常に高い成分です。アントシアニンは、活性酸素の害を防ぐことで、犬の老化防止やがん予防にも役立つとされています。さらに、アントシアニンは視力の低下を防ぐ働きもあり、犬の目の健康をサポートすることが期待されます。

いちごはこれらの栄養素が豊富に含まれており、適度な量を与えることで犬の健康をサポートできます。ただし、与えすぎると消化不良やアレルギー反応を引き起こすことがあるため、適切な量を与えることが重要です。また、犬によってはいちごに対してアレルギーや個別の体質による不適応がある場合もありますので、最初は少量から与えて様子を見ることがおすすめです。

いちごの与え方

犬にいちごを与える際には、いくつかの注意点を押さえておくことが大切です。ここでは、いちごの与え方に関する3つのポイントをご紹介します。

ヘタを取り除く

いちごを犬に与える際には、必ずヘタを取り除いてください。ヘタ部分は硬く、犬が食べると消化に悪影響を及ぼすことがあります。また、ヘタには農薬や細菌が残っていることがあるため、安全のためにも取り除くことが望ましいです。

適切なサイズにカットする

犬に与えるいちごは、適切なサイズにカットしてから与えましょう。大きないちごを丸ごと与えると、喉に詰まらせる危険があるため、犬の大きさに応じて小さくカットして与えることが安全です。
また、種も取り除くことで、より安全に食べさせることができます。

最初は少量から与えて様子を見る

犬が初めていちごを食べる場合や、アレルギーが心配な場合は、最初は少量から与えて様子を見ましょう。
いちごを食べた後に、アレルギー反応や消化不良の症状が出ないか様子を観察してください。
症状がなければ、次回から少しずつ量を増やしていくことができます。

以上のように、いちごを犬に与える際には、ヘタを取り除くこと、適切なサイズにカットすること、最初は少量から与えて様子を見ることが重要です。これらの注意点を押さえて、愛犬に美味しいいちごを楽しませてあげましょう。

摂取目安量

犬のいちごの摂取目安量は、犬のサイズや体重によって異なりますが、一般的な目安としては以下のようになります。

小型犬:1日に2〜3粒程度
中型犬:1日に3〜5粒程度
大型犬:1日に5〜8粒程度

ただし、これらの目安はあくまで一般的なものであり、犬の個体差や健康状態によって適切な量が異なる場合があります。
初めていちごを与える際は、上記の目安よりも少ない量から始めて、犬の様子を観察しながら徐々に量を増やしていくことをおすすめします。

いちごを与えるときの注意点

いちごを犬に与える際には、いくつかの注意点があります。特に、アレルギー、糖分、キシリトールについては、注意が必要です。以下で、それぞれの注意点について詳しく説明します。

アレルギー

犬にとっていちごは安全な果物の一つではありますが、稀にアレルギー反応を引き起こすことがあります。
いちごアレルギーの犬は、いちごを食べると皮膚のかゆみや腫れ、消化不良、嘔吐などの症状が現れることがあります。
初めて犬にいちごを与える場合や、過去にアレルギー症状があった犬には、まずは少量を与えて様子を見ましょう。
症状が現れた場合は、すぐに獣医師に相談してください。

糖分

いちごには自然な糖分が含まれており、適量であれば犬にも美味しいご褒美になります。
しかし、糖分の摂取が過剰になると、犬の肥満や糖尿病のリスクが高まることがあります。
特に肥満傾向にある犬や糖尿病の犬に対しては、摂取量を控えめにすることが重要です。
適切な摂取量については、前述の「犬の摂取目安量」を参考にしてください。

キシリトール

いちごには100gあたり44mgのキシリトールが含まれています。
犬がキシリトールを摂取すると、低血糖・肝機能の低下などの中毒症状を引き起こす可能性があります。

摂取目安量を守ってあげすぎないようにしましょう。
 

まとめ

犬にいちごを安全に与えるためには、以下のポイントに注意しましょう。
まず、いちごにはカリウム、ビタミンC、アントシアニンなどの栄養素が含まれており、適量を与えることで犬の健康をサポートできます。
与える際には、ヘタを取り除き、適切なサイズにカットして種を取り除いてください。
また、アレルギーや糖分の過剰摂取などに注意し、適切な摂取量を守ることが大切です。

愛犬と一緒に美味しいいちごを楽しみながら、健康的なライフスタイルを送りましょう。

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