犬の暮らしDate 2023.05.31

犬の乾燥肌の問題を解決!?予防法と対処法を徹底解説!

  • #暮らし

愛犬の乾燥肌が心配…その原因とは?予防と対処法はあるの?
本記事では、犬の乾燥肌の問題を詳しく解説します。
原因から予防法、そして効果的な対処法まで、わんちゃんの健康な皮膚を保つための情報をお届けします。愛犬の快適な生活をサポートしましょう。

PROFILE

Ripo

WanTime編集部|りほ

りほ ペット歴25年

ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。

犬は乾燥肌になりやすい!

わんちゃんの皮膚は、思っている以上にデリケートです。
なんと、人間の新生児よりも薄く敏感で、そのため乾燥に非常に弱いのです。
乾燥した皮膚は、かゆみや皮膚病の原因となり、わんちゃんの健康を脅かします。

特にシャンプーのし過ぎや暖房器具の使いすぎは、皮膚の乾燥を引き起こす主な原因となります。
シャンプーは必要以上に頻繁に行うと、皮膚から必要な油分を洗い流してしまいます。
また、暖房器具も皮膚の水分を奪い、乾燥を促進します。

このような状況を避けるためには、シャンプーの回数を見直したり、暖房器具の使用に工夫を凝らしたりすることが重要です。愛犬の皮膚の健康を守るため、適切なケアを心掛けましょう。

犬の乾燥肌の特徴を紹介

乾燥肌のわんちゃんは、痒みを感じやすいです。
皮膚が乾燥して水分と油分のバランスが崩れると、かゆみが発生し、それに反応して自分で体を掻いたりすることがよくあります。

また、被毛のパサつきや毛艶が悪くなるのも、皮膚の乾燥が原因です。
皮膚が乾燥すると、必要な油分が足りなくなり、それが被毛に影響を与えます。
これにより、被毛はパサつき、毛艶が悪くなります。

皮膚がカサつくのも、乾燥肌の典型的な症状です。
皮膚の水分と油分が十分でないと、肌はカサカサと乾燥し、触感も硬くなります。

そして、乾燥肌の一番の目印とも言えるのが、フケの発生です。
皮膚が乾燥すると、角質が剥がれやすくなり、それが白いフケとして見えます。これらの症状が見られた場合は、愛犬の皮膚が乾燥している可能性が高いです。

犬の乾燥肌が進行すると出る症状

乾燥肌のわんちゃんは、皮膚がデリケートになり、外部からの刺激に対して敏感に反応します。
例えば、冷たい風や乾燥した空気、化学物質が含まれた洗剤などが皮膚に触れると、痒みが生じやすくなります。

これは、乾燥によって皮膚のバリア機能が低下し、外部刺激が直接皮膚に影響を与えやすくなるためです。
さらに、皮膚の乾燥は皮膚トラブルの原因にもなります。
乾燥により皮膚が弱ってしまうと、微生物やダニなどの侵入を許してしまい、皮膚炎や湿疹などのトラブルを引き起こす可能性があります。

また、皮膚の乾燥は被毛にも悪影響を及ぼします。
皮膚から供給される油分が不足すると、毛髪は乾燥し、毛玉や切れ毛が生じやすくなります。
毛髪の乾燥は、毛髪が摩擦により破損しやすくなるだけでなく、毛髪の表面がゴワゴワとして手触りが悪くなる原因にもなります。

犬が乾燥肌になりやすい場所


乾燥肌は特に敏感な部位でよく見られます。
犬の体の中で特に乾燥しやすい部位について詳しく見ていきましょう。

まず、「口元」は一日中動かす部分であるため、皮膚が摩擦で刺激を受けやすく、乾燥しやすい場所です。
「首元」も同様に、首輪などの摩擦により皮膚が刺激を受けやすく、毛が薄いため乾燥しやすい部位です。

次に「お腹」は、毛が薄く皮膚が露出している部位であり、特に冬季には冷えて乾燥しやすい場所です。
「膝のつけ根」も同じく、関節部分で毛が薄いため、乾燥しやすいとされています。

最後に「肉球」は、散歩や走ることによる摩擦、または冷たい地面との直接接触により乾燥しやすい部位です。寒い季節には特に保湿を心がけることが大切です。
これらの部位は乾燥しやすいため、日常的なスキンケアとして、保湿剤の使用や適度な湿度の維持などの対策が必要です。
 

犬の乾燥肌の予防方法

乾燥肌の予防法について詳しく見ていきましょう。
まず、「保湿剤を使う」ことは犬の乾燥肌の予防にとって重要です。特に乾燥しやすい部位には、無香料で無添加の犬用の保湿クリームやローションを使用しましょう。
肉球には専用のクリームを塗ると良いでしょう。

次に「適度な湿度を保つ」ことも大切です。
特に冬季の暖房器具の使用による乾燥は注意が必要です。
室内の湿度は40~60%が理想とされています。加湿器の使用や水分を多く含む植物を室内に置くなどで湿度を上げると良いでしょう。

また、「栄養バランスを良くする」ことも重要です。
良質なタンパク質やビタミン、オメガ3脂肪酸などの摂取は皮膚の健康を保ちます。
偏った食事ではなく、バランスの良い食事を心掛けましょう。

最後に、「保湿力の高いシャンプーを使う」ことも有効です。
頻繁なシャンプーは皮膚の自然な油分を取り除き、乾燥を招きやすいので、乾燥肌のわんちゃんには皮膚に優しい、保湿成分配合のシャンプーを選びましょう。
シャンプー後はしっかりと乾燥させ、余計な湿気を防ぐことも大切です。

まとめ

いかがだったでしょうか。
乾燥肌はわんちゃんにとっても辛いこと。。。
しっかりと向き合って痒みを抑えてあげましょう!

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