犬の病気Date 2023.06.06

愛犬の嘔吐と下痢が心配!原因と症状、対処方法をまるっと解説!

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わんちゃんが嘔吐してしまったり下痢をしてしまった場合にどのような原因が考えられるでしょうか。
突然の嘔吐や下痢は驚くし、不安になりますよね。
今回はわんちゃんが嘔吐や下痢をしてしまう原因や対処法を解説します!

PROFILE

Ripo

WanTime編集部|りほ

りほ ペット歴25年

ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。

犬の嘔吐や下痢の原因

犬が嘔吐や下痢をする原因には様々なものがあります。
食べ過ぎや消化不良、急激な食事の変化などが原因となって嘔吐や下痢を引き起こすことがあります。
また、ストレスや緊張、不安などの精神的な要因が原因となることもあります。

犬パルボウイルスなどの感染症も、嘔吐や下痢の原因となることがあります。
このような感染症は、高熱や食欲不振などの症状もあわせて現れるため、早急な治療が必要です。

さらに、胃腸炎や消化器の病気も嘔吐や下痢の原因となります。
このような場合は、獣医師による診断と治療が必要です。

また、食べ物や飲み物に含まれる毒素による中毒症状も、嘔吐や下痢を引き起こすことがあります。
特に、チョコレートやアボカドなどは犬にとって有害な成分を含むため、与えないように注意する必要があります。

犬が嘔吐や下痢をしている場合は、症状が続く場合や状態が悪化する場合は、早急に獣医師に相談する必要があります。
獣医師による診断と治療によって、早期に症状を改善することができます。

犬の緊急性を要する嘔吐下痢

何度も嘔吐や下痢を繰り返し、嘔吐と下痢が同時に起こる場合は、消化器のトラブルや感染症が原因となっている可能性があります。
特に、血便や血痰がある場合は、消化器系に深刻な問題がある可能性があり、早期に獣医師に診てもらう必要があります。
また、便の中にゼリー状のものが混ざっている場合は、腸閉塞の兆候となることがあります。
このような症状が見られる場合は、すぐに獣医師に連れていく必要があります。

さらに、嘔吐や下痢以外の症状がある場合も、重症化する可能性があります。
特に、ぐったりとしていて元気がない場合は、脱水症状があることが考えられます。
脱水症状が進行すると、重篤な状態に陥ることがあるため、早めに獣医師に相談する必要があります。

獣医師の診察や治療を受けることで、適切な処置が行われ、回復に向かう可能性が高まります。

愛犬の嘔吐下痢をお家で様子を見る場合

まず、嘔吐や下痢をしている場合は、胃や腸が刺激されているため、何も与えずに安静にしてもらう必要があります。
水を与えると、さらに刺激されて症状が悪化することがあるため、水を含め何も与えないようにしましょう。

ただし、嘔吐が落ち着いた後は、水分補給が必要です。
少量ずつ与え、吐かなければ水を自由に飲めるようにしてください。

下痢をしている場合は、1日の間は絶食にし、胃腸を休めることが大切です。

また、餌を与える前には必ず症状が落ち着いているか確認し、徐々に与えるようにしてください。
症状が軽度で、1日経って嘔吐や下痢が落ち着いてきた場合は、水や食事を徐々に与えても大丈夫です。

しかし、症状が悪化する場合や、症状が一向に改善しない場合は、すぐに獣医師の診察を受ける必要があります。

症状をよく観察しよう!

わんちゃんは嘔吐しやすい動物であり、病気かどうかを判断することは容易ではありません。

しかし、嘔吐が始まった後に症状に変化があったかどうかを観察することは、診断にとって非常に重要な要素になります。

例えば、嘔吐した後に元気が回復した場合、一過性のものである可能性がありますが、嘔吐が続き、食欲が低下した場合は、より深刻な病気の可能性があります。
そのため、嘔吐が続いたり、下痢などの症状が出た場合は、愛犬の状態をよく観察し、症状の変化を記録しておくと良いでしょう。

また、症状が心配な場合は、早めに動物病院を受診することをおすすめします。

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