犬の暮らしDate 2023.06.07

犬はテレビを見ている!?テレビの見え方や聞こえ方を紹介!

  • #暮らし

愛犬がテレビを見ている光景を目にしたことはありますか?
特に多頭飼いのお家では見る子と見ない子に分かれていたりするかもしれません。

わんちゃんにテレビはどのように見えているのでしょうか?

PROFILE

Ripo

WanTime編集部|りほ

りほ ペット歴25年

ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。

犬はテレビに興味があるのか!?


犬の視覚は人間とは異なり、細胞の密度が低く色の識別能力は弱いとされています。
また、犬の視野は人間より広く、遠くの物をより鮮明に捉えることができます。
しかし、人間と同様に細かいところまでは見えず、近くの物体に対する視力は弱いとされています。

テレビ画面は犬にとって、静止画や動画の切り替わり、特に速い動きや光の点滅などが不自然に見え、不快感や混乱を引き起こすことがあります。
特定の映像に反応する個体もいるため、わんちゃんによって好みや反応は異なるでしょう。

一般的には、テレビを見ている姿が可愛らしいと感じる飼い主も多いですが、わんちゃんにとってはストレスになってしまうことがあります。

そのため、テレビを見せる場合には、犬にストレスを与えないように音量や明るさ、内容に配慮することが大切です。
 

犬のテレビの見え方

犬にとってのテレビの映像は、人間が見るようなリアルタイムではなく、コマ送りのように見えるとされています。
これは、犬の動体視力が優れているため、1秒間に多くの映像を捉えることができるためです。
しかし、最初はテレビと現実の区別がつかず、画面に映る動物を見て吠えたり、画面に近づいたりすることがあります。

一度理解すると、その映像に興味をなくすこともあります。
犬にとってのテレビはあくまでも映像であって、現実的な意味を理解することはできません。

犬のテレビの聞こえ方

わんちゃんは人間よりも高い周波数の音に対して敏感で、4倍ほどの聴力があるとされています。
そのため、人間が聞こえない超音波の音も聞こえることがあります。

しかし、テレビから流れる音声に関しては、人間とそれほど変わらないと言われています。
ただし、音量が大きすぎるとわんちゃんにとっては不快な音となることがあります。

また、急な大きな音や突然のBGMなどに驚いて吠えたりすることもあります。
そのため、わんちゃんがテレビを見る際には、音量や音の種類に注意し、不快な音が出ないように調整することが大切です。
 

お留守中、犬にテレビを見せる時の注意点

テレビをわんちゃんに見せる際にはいくつかの注意点があります。
まず、テレビを置く位置は愛犬の届かない場所に固定するようにしましょう。
興奮して突進してしまったり、カリカリしてしまう危険性があるため、安全に見せるためにも注意が必要です。

また、時間を決めることも重要です。
興味を示さない子であれば問題はありませんが、長時間興奮状態になると危険なため、時間を決めて適度に見せるようにしましょう。

さらに、犬が映る番組を選ぶことも大切です。
ドキュメンタリーなどの自然映像や、犬が出演する番組などを選んで見せることで、愛犬が興奮しすぎることを避けることができます。

まとめ

いかがだったでしょうか。
犬にとってテレビはストレスになりかねないため、気をつけましょう!

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