犬の暮らしDate 2023.06.08
犬の老化のサインを見つけて、ライフスタイルを変えよう!
- #介護
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愛犬の老化のサインを見逃さず、定期的な健康診断を受けることが大切です。
老化によって現れる体や行動の変化を知り、ライフスタイルを変えてあげることで、愛犬の健康と幸せな生活をサポートしましょう。
- PROFILE
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Ripo
WanTime編集部|りほ
ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。
犬は人間の4倍早く歳をとる
愛犬の老化のサイン、見逃していませんか?
わんちゃんに老化のサインが出始めるのは一般的に7〜9歳頃からで 10~12歳になると本格的な高齢化に入り高齢性の疾患も多くなってきます。
老化のサインをしっかり見つけてライフスタイルを変化させましょう!
犬の体に出る老化のサイン
愛犬が年を重ねるにつれ、体に出る老化のサインが現れることがあります。具体的には、以下のような症状が挙げられます。
・白髪が増える
シニア犬になると、毛色が変わり白髪が増えることがあります。
・瞳孔が白く濁る
白内障という目の病気が進行すると、瞳孔が白く濁ってしまうことがあります。
・痩せたり、逆にぽっちゃりになる
老化による筋肉や脂肪の減少や、運動量の低下によって、体型が変化することがあります。
・口臭がキツくなる
口内環境が悪化すると、口臭が強くなることがあります。
・抜け毛が増える
年齢とともに毛周期が短くなり、抜け毛が増えることがあります。
・毛艶が悪くなる
栄養不足や老化によって、毛の質が悪くなることがあります。
・フケが増える
皮膚の老化によって、フケが増えることがあります。
これらの症状が現れた場合は、定期的な健康チェックや適切なケアを行うことが大切です。
愛犬の行動に出る老化のサイン
愛犬の老化による行動の変化としては、以下のようなサインが出ることがあります。
・呼びかけに対しての反応が鈍くなる
年齢とともに聴力や視力が衰え、呼びかけに反応しづらくなる場合があります。
・眠っている時間が増える
年齢とともに活発な運動量が減少することや、病気や疲れにより眠りが深くなることがあります。
・ふらついたり、転倒することが増える
年齢とともにバランス感覚や筋力が衰え、転倒のリスクが高まります。
・歩くスピードが遅くなる
年齢とともに足腰の弱化により歩くスピードが遅くなることがあります。
・無駄吠えするようになる:
年齢とともに不安感が増し、無駄吠えをするようになる場合があります。
・粗相が増える
排泄のコントロールが難しくなることで、粗相をすることが増える場合があります。
以上のように、老化による行動の変化は様々な形で現れます。愛犬の健康状態を常に注意し、老化による変化に対応するためのケアや獣医師の診察を受けることが大切です。
老犬になるとかかりやすくなる病気
高齢化に伴い、わんちゃんがかかりやすくなる病気には様々なものがあります。
代表的な病気の一つには糖尿病があり、高齢犬では発症しやすくなります。
また、僧帽弁閉鎖不全症や慢性腎不全、悪性腫瘍などの病気も高齢化に伴い発症しやすくなります。
目の病気では白内障が一般的であり、また骨や筋肉の病気では変形関節症がよく見られます。
さらに、皮膚疾患や認知症なども高齢犬に多く見られます。
これらの病気に対しては、定期的な健康チェックや早期発見が重要です。
また、健康管理についても日々の食事や運動管理、ストレス管理などが欠かせません。
適切な医療と健康管理によって、高齢犬でも健やかな生活を送ることができます。
老犬は定期的な健康診断を
健康診断では、体調や検査値の変化を見逃さないためにも、定期的に受診することが重要です。
獣医師による健康診断では、健康状態のチェックはもちろん、疾患や病気の早期発見・治療のための検査が行われます。
定期的な健康診断を受けることで、身体的な変化や異常があった場合には早期に発見し、治療することができます。
また、獣医師によるアドバイスを受けることで、日々のケアや食事管理などのアドバイスを得ることができます。 定期的な健康診断を受けることで、愛犬の健康状態をしっかり把握し、健康な生活を送ることができるようになります。
まとめ
変化に気づくために老化のサインは日常の中で少しずつ現れてきます。
いち早く変化に気づくためにも日頃から愛犬の様子をきちんと観察するようにしましょう。
また、老化は決して悪いことではありません。
飼い主さんと長く寄り添ってきて絆もグッと深まっているはずです。
少しでも長い時間を楽しく健康で過ごしたいですね!
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