犬の暮らしDate 2023.06.10
愛犬の舌が白い!?舌のの色別で健康状態を解説します!
- #暮らし
愛犬の舌をチェックしたことはありますか?
舌からわかる体調の変化や病気のヒントはたくさんあります。
今回は意外と見落としがちなわんちゃんの舌の変化や
そこからわかることについて解説します!
- PROFILE
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Ripo
WanTime編集部|りほ
ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。
愛犬の舌が赤紫色・青白い場合
舌が赤紫色や青白くなっている場合は、通常の状態よりも酸素が不足していることを示す「チアノーゼ」が疑われます。
犬にとって、チアノーゼは重篤な状態であり、心臓や呼吸器系の疾患、肺塞栓症、貧血、ショック、中毒などが原因となることがあります。
舌の色が変わっている場合、犬が苦しんでいる可能性があるため、即時的な対処が必要です。
チアノーゼの症状が現れたら、すぐに動物病院で診察してもらうようにしましょう。
また、犬の健康状態を定期的にチェックすることで、早期発見・早期治療が可能となります。
愛犬の舌が白くなっている場合
舌が白っぽくなっている場合、低血糖によるものが考えられます。
低血糖は血糖値が低下することで起こる症状で、体内のエネルギー不足によって生じます。
この状態が一時的で、すぐに回復する場合は、様子を見るだけでも大丈夫ですが、重篤な病気のサインであることもあります。
敗血症などの感染症をはじめとする、病気の進行によって血糖値が低下し、舌が白くなる場合があります。
そのため、舌の色が白く変色している場合は、早めに獣医師に相談し、診察を受けることが重要です。
愛犬の舌が黄色っぽい場合
舌が黄色っぽくなっている場合、肝臓の病気の可能性があります。
肝臓は、体内の毒素や老廃物を分解し、代謝する重要な臓器であるため、肝臓が悪くなると代謝機能が低下し、黄疸などの症状が現れます。
舌が黄色っぽくなっている場合、肝炎や肝硬変、最悪の場合は肝臓がんなど、重篤な病気のサインの可能性があります。
肝臓の病気は初期段階では症状が出にくく、進行してから発見されることが多いため、早期発見が重要です。
もし舌の色が黄色っぽくなっている場合は、早めに動物病院で検査を受けるようにしましょう。
適切な治療を行うことで、早期の段階で治療を受けた場合、肝臓の病気を進行を遅らせることができる場合があります。
まとめ
わんちゃんの健康時の舌の色は基本的に薄いピンク色をしています。
しかし犬種差や個体差もあるため普段愛犬がどのような舌をしているのか把握しておくようにしましょう。
いち早く体調の変化に気づけるように毎日の健康チェックの一環に舌のチェックも取り入れてみてくださいね!
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