犬の暮らしDate 2023.06.16
犬のノミ・ダニを予防する方法を紹介
- #暮らし
ノミダニ予防してる?
一般的に春先から秋頃にかけて予防が必要とされているノミダニ。
皆さんはそろそろ予防を始めていますか?
ノミダニが寄生すると様々な症状をわんちゃんの体内外に引き起こしてしまうのでしっかり予防してあげてくださいね!
- PROFILE
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Ripo
WanTime編集部|りほ
ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。
ノミの特徴や症状
ノミは一度宿主となる犬の体に寄生すると、長期間にわたり吸血し、産卵を繰り返す害虫です。
その寄生期間は半年近くにも及ぶことがあります。
そのため、ペットの健康を維持するためには、ノミの予防と駆除が非常に重要となります。
ノミが寄生していると、犬は皮膚のただれや痒みを感じることが多いです。
これはノミが体液を吸うことによって引き起こされる反応で、犬が自分自身をかゆがる原因となります。
また、ノミは肛門周囲にも寄生することがあり、その結果、赤みや痒みを引き起こすこともあります。
さらに、ノミが体内に侵入すると、嘔吐や下痢などの消化器系の症状を引き起こすこともあります。
これらの症状は、ノミが体内の栄養を奪うことによって引き起こされます。
以上のような症状があらわれたら、早急にノミの駆除を行い、その後は予防策を徹底することが求められます。
ダニの特徴や症状
ダニはノミと同様に害虫であり、犬の体に寄生し吸血することで様々な健康問題を引き起こします。
ダニの特徴的な行動は吸血時に体が膨らむことで、これにより肉眼で確認可能なほどに大きくなります。
ダニが引き起こす症状は多岐にわたり、症状の中には重篤なものも含まれます。
最も一般的な症状は貧血と発熱で、これらはダニが犬の血を吸うことにより引き起こされます。
血液中の酸素量が減少すると、全身の細胞が酸素不足となり、体温調節も難しくなります。
また、ダニは尿路感染症を引き起こす可能性もあり、その結果、血尿を引き起こすことがあります。
さらに、ダニは神経系に影響を与えることがあり、筋肉の麻痺や歩行困難といった症状を引き起こすこともあります。
ダニが体内に侵入し、体内の栄養を奪うと、食欲不振といった症状が見られることもあります。
これらの症状が見られた場合、ダニの駆除と予防が必要となります。
ノミダニの予防方法
ノミやダニの予防には、さまざまな手段があります。
主な予防法としては、チュアブルタイプの薬、スポットタイプの薬、虫除けスプレーがあります。
チュアブルタイプの薬は、おやつのように食べることができるため、犬にとってストレスを感じずに摂取することができます。
これらの薬は、内部からノミやダニを駆除する作用があります。
スポットタイプの薬は、体に直接垂らして使用します。
一般的な商品としてはフロントラインなどがあります。
これらの薬は、皮膚から吸収され、血液中に分布し、ノミやダニが吸血した際に効果を発揮します。
最後に、虫除けスプレーは、ダニやノミを寄せ付けないようにするためのものです。
これは、体表からダニやノミを遠ざける役割を果たしますが、あくまで予防的な効果が主なので、チュアブルタイプやスポットタイプの薬と併用することが推奨されます。
これらの予防法は、ノミやダニの感染を防ぎ、犬の健康を保つための重要な手段です。効果的な予防策を選ぶことで、愛犬の健康と快適な生活を守ることができます。
ノミダニをしっかり予防しよう!
日常に多く潜むノミダニ。
被毛に覆われたわんちゃんに寄生すると気付きにくいのでしっかり観察しましょう。
痒みを伴ったり、皮膚の炎症だけでなく重篤な症状を引き起こす危険性もあるため日頃からしっかり予防するようにしてくださいね!
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