犬の暮らしDate 2023.07.09
犬の上手な褒め方を紹介します!
- #暮らし
わんちゃんはしつけの時、叱るよりも褒めることの方が効果的だとご存知ですか?
わんちゃんは叱られた時よりこうしたら褒められた!ということの方がよく覚えているのです。
今回は上手に褒めるポイントを解説します!
- PROFILE
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Ripo
WanTime編集部|りほ
ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。
愛犬を上手に褒めるポイント①
わんちゃんを褒める時は、ただ「良い子!」と言うだけではなく、必ずその名前も一緒に呼ぶことが大切です。
この工夫により、わんちゃんは「自分が褒められている」と確実に認識できます。
これはわんちゃんが自分の名前を理解していることを利用した効果的な方法です。
また、褒める時の声のトーンも大切な要素の一つです。
褒める時は、普段の会話や叱る時とは明確に差別化された、大袈裟なくらい高い声のトーンを用いましょう。
このことにより、わんちゃんは「この声が出たら、何か良いことが起こる」と学習し、褒められることへのモチベーションがさらに高まります。
このように、声のトーンと名前を組み合わせて使うことで、わんちゃんの行動を効果的に肯定し、より良い行動を引き出すことが可能となります。
愛犬を上手に褒めるポイント②
わんちゃんを褒める際には、視覚や聴覚だけでなく触覚も活用してみましょう。
優しく撫でながら褒めることは、わんちゃんにとってとても喜ばしい経験となります。
また、この手法は飼い主とわんちゃんとの信頼関係を深める助けにもなります。
さらに、褒める際の言葉選びも重要です。
わんちゃんは言葉を覚えることができるため、特に褒め言葉や名前は強調して使うと良いでしょう。
これにより、「良い行動」をした時に必ず同じ言葉が聞こえるという連結ができ、わんちゃんはその言葉を「褒められる」というポジティブな結果と結びつけます。
これらのアプローチを組み合わせることで、わんちゃんの好行動を効果的に促すことができます。
愛犬を上手に褒めるポイント③
上手に褒めるテクニックの一つに、おやつの活用があります。
この方法は、わんちゃんが良い行動をした際には褒めるだけでなく、おやつも与えるという戦略です。こうすることで、わんちゃんは「正しい行動 = 褒められる + おやつがもらえる」と認識し、良い行動と悪い行動を本能的に理解する助けとなります。
ただし、おやつを与える際はメリハリをつけることが重要です。
すべての行動に対して同じ量のおやつを与えてしまうと、わんちゃんはどの行動が特に良いのか区別できなくなってしまうかもしれません。
より良い行動にはより豪華なおやつ、小さな良い行動には小さなおやつを与えるなど、おやつの量や質で褒美の大きさを調整しましょう。
これにより、わんちゃんはどの行動が一番良い結果をもたらすのかを理解しやすくなります。
愛犬を上手に褒めるポイント④
わんちゃんに対する指導の際、叱る時は必要最小限の時間で行うことが重要です。
なぜなら、わんちゃんはなぜ叱られているのか理解できず、ただ恐怖を感じるだけだからです。
つまり、長々と説教を続けても、それが教育的な効果をもたらすわけではないのです。
また、叱る時の声は短めの言葉を低いトーンで話すことが好ましいです。
これにより、褒める時とは異なる音声のパターンをわんちゃんに示すことができます。
褒める時の高いトーンと対比させることで、わんちゃんは喜びと叱責の区別をよりはっきりと理解することが可能になるでしょう。
このように、褒める時と叱る時のメリハリをつけることで、わんちゃんの行動指導をより効果的に行うことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
愛犬を褒めて、良いコミュニケーションをとっていきましょう!
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