犬の暮らしDate 2023.07.21

愛犬の血液型を知ろう!

  • #暮らし

わんちゃんにも血液型があることをご存知ですか?

愛犬の血液型を把握しておくともしもの時に安心です。

今回はわんちゃんの血液型について解説します!

PROFILE

Ripo

WanTime編集部|りほ

りほ ペット歴25年

ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。

犬の血液型の種類

人間とわんちゃんとでは、血液型の分類が異なります。
人間の血液型はABO式に基づいて分類され、A型、B型、O型、AB型の4種類に区分けされます。
これに対して、わんちゃんの血液型はDEA(Dog Erythrocyte Antigen)式という独自の方式で分類されます。

人間は各個人が1つの血液型を持つのが一般的ですが、わんちゃんの場合はこの限りではありません。
わんちゃんは複数の血液型抗原を持つことが可能で、それにより血液型の分類がより複雑化しています。
その結果、わんちゃんの血液型は13種類以上存在するとされています。

この血液型の違いは、獣医療の現場で特に重要です。
例えば、緊急時にわんちゃんに輸血が必要になった場合、適切な血液型を持つドナーを見つけることが必要となります。
このように、わんちゃんの血液型はその健康管理において重要な要素となるのです。

愛犬の血液型の知るメリット

愛犬の血液型を知っておくことは、万が一の病気や事故への備えとして大変重要です。
なぜなら、血液型が一致しないと輸血時に副反応が起こる可能性があるからです。

わんちゃんにおいては、初回の輸血では血液型が一致していなくても大抵問題は起こりません。
しかし、一度でも輸血を受けたことがあるわんちゃん、あるいは他のわんちゃんから噛まれた経験があるわんちゃんは、その後の輸血で拒否反応を示す可能性があります。

この拒否反応は、体が異物と認識した血液を排除しようとする自然な反応で、これが強く出ると輸血による治療効果が半減してしまうだけでなく、わんちゃんの体にさまざまな副反応を引き起こす危険性があります。

このため、事前に愛犬の血液型を知っておくことで、必要な治療がスムーズに行えるとともに、わんちゃんの安全を確保することができるのです。

まとめ

わんちゃんの血液検査は動物病院ですることができます。

輸血が必要になるような緊急事態に陥らないことが1番ですが

もしもの場合に備えて血液型を調べてもらうことをおすすめします!

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