犬の暮らしDate 2023.07.30
犬は寒暖差に注意!寒暖差によってなりやすい病気と注意点を紹介します!
- #暮らし
日によってだけでなく、1日の中でも寒暖差のあるこの時期。
わんちゃんも人と同じように寒暖差の影響で様々な病気や不調を引き起こしやすくなることがあります。
今回は寒暖差の影響で起こりやすいわんちゃんの病気や不調を解説します!
- PROFILE
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Ripo
WanTime編集部|りほ
ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。
喉に関連する疾患
喉頭炎
喉頭炎は、喉の一部である喉頭が炎症を起こす状態を指します。
喉頭炎になると、咳や声のかすれ、呼吸困難などの症状が見られます。
重症化すると呼吸が困難になり、緊急の治療が必要となることもあります。
気管支炎:気管支炎は、気管支(肺への空気の通路)の内壁が炎症を起こす病気です。
これにより咳、呼吸困難、鼻水や目やにの分泌物の増加などの症状が現れます。
これらの症状が見られた場合は、早急に獣医師の診断を受けるべきです。
その他の疾患
外耳炎
犬の耳道に炎症が起こる病気で、寒暖差によって皮膚のバリア機能が低下すると細菌が繁殖しやすくなり、外耳炎を引き起こす可能性があります。
特に犬の耳は湿度が高く、細菌やカビが生育しやすい環境となっています。
外耳炎になると、耳をかゆがったり、頭を振ったりする行動が見られます。
また、重症化すると耳から悪臭がすることもあります。
そのため、愛犬の耳の様子を定期的にチェックし、異常が見つかったらすぐに獣医師の診察を受けることが大切です。
関節疾患
犬の関節部分に問題が生じる病気です。
特に、気温が下がる朝晩は関節の痛みを感じやすくなります。
これは、寒さが関節や筋肉に直接影響を及ぼし、痛みやこわばりを引き起こすためです。
関節疾患には、関節炎や股関節形成不全など様々な種類がありますが、いずれも初期段階での発見と治療が重要です。
そのため、愛犬が歩き方を変えたり、立ち上がるのに苦労したりする様子があれば、すぐに獣医師に相談しましょう。
寒暖差がある日の散歩の注意点
散歩は愛犬の健康維持に欠かせませんが、寒暖差の激しい時期には注意が必要です。
まず、散歩のタイミングを見直すことが大切です。
特に暑い日中は避け、涼しい朝や夕方に散歩をすると良いでしょう。
また、急な気温変化による体調不良を防ぐため、散歩前後の温度調節に気を付けてください。
さらに、関節疾患のある犬は寒い時間帯の散歩で痛みを感じることがあるため、愛犬の様子をよく観察し、無理なく楽しめる散歩時間を設定しましょう。
寒さ対策として、冷え防止のための服や犬用靴下などもおすすめです。
まとめ
寒暖差のある時期は、人もわんちゃんも体調を崩しやすいです。
特にわんちゃんは自身で対策することができないので飼い主が気づいてサポートすることが大切です。
気温や湿度の変化を確認しながらできる対策をしていきましょう!
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