犬の暮らしDate 2023.08.01
犬の鳴き方別の感情を紹介!少しでもおかしいなと思ったらまずはこれをみて!
- #暮らし
『ワンワン』『キャンキャン』などわんちゃんの様々な鳴き声を聞いたことがあると思います。
同じ『鳴く』でも、鳴き方により理由や原因が違ってきます。
今回はわんちゃんの鳴き声に込められた意味を紹介します!
- PROFILE
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Ripo
WanTime編集部|りほ
ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。
ワンワン!の鳴き声
高いトーンで大きく短めの『ワン』
犬が高いトーンで短く大きな声で吠えるとき、それは「嬉しい」という感情の表現です。
例えば、飼い主が帰宅したときや、大好きなおもちゃを見つけたときなどにこのタイプの吠えを聞くことがあります。
その声は、愛犬が何か特別な喜びを感じていることを示しているので、その瞬間を共有し、一緒に楽しむことが大切です。
リズムよく連続で『ワンワン』
犬がリズムよく連続して吠える場合、それは「楽しい」という感情を表しています。
遊びの最中や、散歩中にこのような吠えを発することがあります。
彼らは周囲にその喜びを共有したいと思っているので、この吠えを聞いたら、あなたの愛犬と一緒にその楽しさを共有してみてください。
鋭く連続して『ワンワン』
鋭く連続して吠える場合、それは犬が何かを要求しているサインかもしれません。
食事の時間が来たときや、散歩に行きたいときにこのパターンの吠えを聞くことがあります。
犬が要求を満たしてほしいと感じているときには、彼らのニーズに注意を払い、必要なケアを提供しましょう。
低いトーンで短く『ワン』
犬が低いトーンで短く吠えるとき、それは「やめてほしい」というメッセージかもしれません。
他の犬や人々に対する不快感や、ストレスを感じているときにこのような吠えを聞くことがあります。
このサインを無視せず、彼らの状況を理解し、必要に応じて適切な対応を提供することが大切です。
低いトーンで連続で『ワンワン』
犬が低いトーンで連続して吠える場合、それは警戒または警告のサインです。
不審者が近づいてきたときや、未知の音や物に対して警戒しているときにこのような吠えを聞くことがあります。
犬は、飼い主や自分自身、自宅を守る本能を持っていますので、このような吠え声はその本能の表れとも言えます。
この警戒の吠えを見過ごすことなく、何が愛犬を不安にさせているのかを理解し、安心させるために必要な行動を取りましょう。
『キャンキャン』、や『ウーツ』
甲高い声で『キャン』
犬が甲高い声で『キャン』と鳴くのは、直訳すれば「痛い!」または「怖い!」という意味であることが多いです。
例えば、肉球を何かに刺したときや、他の犬に脅かされて恐怖を感じているときなどに、このような鳴き声を発することがあります。
飼い主としては、この鳴き声を聞いたらすぐに愛犬の様子を確認し、何が原因で鳴いているのかを把握することが重要です。
悲痛な声で『キャン』や『キャイン』
犬が悲痛な声で『キャン』や『キャイン』と鳴くのは、鋭い痛みを感じているときのサインです。
具体的には、怪我をしたときや急な体調不良など、身体的な不快感を伴う状況で聞かれることが多いです。
このような状況では、速やかに獣医に連絡し、愛犬の症状を詳しく伝えることが求められます。
戦闘態勢で『ウーツ』
犬が戦闘態勢で『ウーツ』と鳴くのは、威嚇や攻撃を示唆しています。
例えば、他の犬や人間に対して敵意を示すときや、自分のテリトリーを守るためにこのような鳴き声を発することがあります。
このような鳴き声が聞こえたら、愛犬が何に対して威嚇しているのかを理解し、適切に対応することが重要です。
嫌なことをされて『ウーッ』
犬が『ウーッ』と唸るのは、嫌なことをされたときや警告を出しているときの典型的な鳴き声です。
これは、「それ以上進まないで」という意思表示であり、無理に触れようとすると噛む可能性もあるため注意が必要です。
この唸り声を聞いたら、愛犬の不快感を尊重し、その場から離れることをお勧めします。
何かを咥えながら『ウーッ』
犬が何かをえながら『ウーッ』と鳴くのは、所有欲や独占欲を表現していることが多いです。
おもちゃや食べ物など、自分のものを誰にも渡したくないという気持ちから、このような鳴き声が出ることがあります。
愛犬が何かを咥えたまま唸っているときは、その物に対する所有欲を尊重し、無理に取り上げようとせず、自然に離すのを待つことが大切です。
また、飼い主としては、愛犬が所有欲を適度にコントロールできるように、訓練することも重要です。
『クーン』や『クンクン』
弱々しく『クーン』
弱々しく『クーン』と鳴くとき、犬は不安や恐怖を感じている可能性が高いです。新しい環境や見知らぬ人、予期せぬ音など、何かしらの要素が愛犬にストレスを与えていると考えられます。このような状況では、飼い主として犬を安心させるための対応が求められます。
恐怖 弱々しく連続で『クンクン』
弱々しく連続で『クンクン』と鳴く場合も、犬が不安やストレスを感じているサインです。何かに怯えているか、ストレスが溜まっている可能性があるので、その原因を探すことが大切です。
ストレス 高くのばす『クーン』
高くのばす『クーン』の鳴き声は、犬が服従を示しているサインです。主人に対する敬意や服従の意志を表現していると解釈できます。
低めの『クーン』
低めの『クーン』の鳴き声は、犬が興奮しているか、何かをもっと続けてほしいと訴えているかもしれません。遊びやスキンシップが楽しく、もっと続けてほしいと感じている可能性があります。
もっとして! 甲高く鼻にかかった『クーン』
甲高く鼻にかかった『クーン』は、犬が甘えたい、何かをおねだりしたいという気持ちを表しています。飼い主に対する愛情や、何か特定の欲求(食べ物や遊びなど)を満たしてほしいという思いが込められているでしょう。
まとめ
同じ『鳴く』でも、様々な意味があります。
今回紹介したのは一例ですが鳴いている理由が分かれば無駄吠え対策や正しいしつけにも繋がります。
愛犬の気持ちをより深く理解ししっかりコミュニケーションを取るようにしてくださいね!
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