犬の暮らしDate 2023.08.02

愛犬の要求吠えを無視しても治らない!要求吠えの原因と対処法を徹底解説!

  • #暮らし

『クゥーン』や『クンクン』といった要求吠え。

かわいくてついついその要求に応えてしまいたくなりますが対応の仕方によっては、吠え癖がついてしまう可能性があります。

今回はわんちゃんが要求吠えをする場面や対処法を解説します!

PROFILE

Ripo

WanTime編集部|りほ

りほ ペット歴25年

ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。

犬の要求吠えの原因①ご飯やおやつの催促

犬の"要求吠え"は、その名の通り、犬が何かを要求するときに発する吠え声です。
特にご飯やおやつの催促において、この吠え声がよく見受けられます。

まず、ご飯を用意しているときに犬が吠えてしまうケースを考えてみましょう。
これは、『食べたい!早く!』という強い欲求から生じる行動です。
食事の準備が進む音や香りが、犬の空腹感を刺激し、それが吠え声となって表現されるのです。

また、飼い主が食事中であるときも、犬は吠えることがあります。
これは、飼い主の食事から何か分けてほしい、という期待から生じます。
飼い主が食べているものに興味を引かれ、その一部をねだるために吠えるわけです。

さらに、おやつが保存されている場所を把握している犬は、その場所を見つめながら吠えることがあります。
これは、おやつを欲している、という直接的な要求表現となります。

これらの行動は、犬が感じる欲求を飼い主に伝えるための一つの手段です。
飼い主としては、これらのサインを理解し、適切に対応することが求められます。

犬の要求吠えの原因②構ってほしい・遊んで欲しい

「構ってほしい」「遊んでほしい」といった犬の感情や欲求を伝えるためにも要求吠えします。

おもちゃを持ってきて飼い主に対して「遊んで!」と吠えることもあります。
これは犬が遊びたいという気持ちを直接的に示す行動で、その瞬間の犬の欲求を如実に表しています。

さらに、犬は撫でられたい時や抱っこしてほしい時にも吠えることがあります。
これは飼い主に対する愛情表現や安心感を求める行動で、犬が飼い主に対して信頼や依存心を感じている証とも言えます。

また、飼い主がスマホやテレビに夢中になっているとき、犬は自分が注目されていないと感じることがあります。
このとき、犬は飼い主の注意を引きたいという欲求から吠え声を発することがあります。

これらの吠え声は、犬が飼い主に対して、自分の気持ちや欲求を伝えるための一つの手段です。
飼い主としては、これらのサインを理解し、適切に対応することが大切です。

要求吠えに対する対処法

毎回応えないようにする
犬が吠えて何かを要求した時、それに毎回応えてしまうと、吠えることで自分の欲しいものが得られると犬が学習してしまいます。
これは犬が吠える行動を助長する原因となるため、吠えたからといってすぐに犬の要求に応えないように心掛けることが重要です。

吠え止むまで声をかけない
犬が吠えている最中に声をかけると、それが吠える行動を助長する可能性があります。
吠えが止まった瞬間に褒めることで、吠える行動ではなく、静かにする行動を肯定的に評価することができます。

愛犬の方を見ない、触らない
犬が吠えているときに、犬に対する視線や触れる行動は、吠える行動を認知していると犬に伝えることになります。
そのため、吠えている間は犬を無視する行動が有効です。

家族全員でノーリアクションを徹底する
犬の吠える行動に対する対応は、家族全員が一致して行うことが重要です。
家族の一部が犬の吠えに対して反応を示してしまうと、犬はその家族の反応を期待して吠える行動を続ける可能性があります。

これらの対応策は、犬が吠える行動を控えるようにするための一環で、犬の吠える行動に対する理解と適切な対応が求められます。

まとめ

わんちゃんは私たちが思っている以上に買いです。
『こうしたらやってもらえた!』といったことを覚えていて、繰り返すようになります。

しかし、賢いからこそ『吠えても何も起こらない』ということも理解することができるので、要求吠えの癖がつかないよう根気強く教えてあげて下さいね!

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