犬の病気Date 2023.08.03
犬の歯茎の色が変!?歯茎の色別の健康状態・対処法を解説します!
- #暮らし
愛犬の歯茎、ちゃんと見てあげていますか?
歯茎をしっかり観察することで歯周病などの口腔内の病気の発見はもちろん命に関わる大きな病気の発見にも繋がります。
今回はわんちゃんの歯茎の観察するポイントを解説します!
- PROFILE
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Ripo
WanTime編集部|りほ
ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。
まずは歯周病がないか確認
愛犬の健康維持のため、定期的な口腔チェックは重要です。
特に、歯周病の初期発見は歯茎の観察で可能です。歯周病は歯肉の色が赤くなり、腫れ上がることで識別できます。
さらに進行すると、歯槽膿漏となり、膿が見られることもあります。
また、歯石も歯周病の一因で、茶色い歯石が歯についている場合は警戒が必要です。
黒く変色した歯も、問題がある可能性を示しています。
これらの観察を通じて、早期に歯周病を発見し、適切な対応を取ることが、愛犬の健康で幸せな生活を送るための鍵となります。
あああ
定期的な口腔チェックは、愛犬の健康状態を把握するために重要な役割を果たします。
とくに、歯茎の色が通常よりも白っぽくなったと感じた場合は、すぐに動物病院を受診することをお勧めします。
その理由は、歯茎の色の変化が貧血や低血圧によるショック状態を示している可能性があるからです。
さらに、元気がない、食欲が落ちるなどの症状が見られた場合は、特に注意が必要です。
これらの症状が見られたら、迅速な対応が愛犬の健康を守るために重要となります。
健康チェックは日常の中で行うことで、早期発見と早期対応が可能となり、愛犬の健康長寿につながります。
歯茎が青色の場合
口腔内の観察は愛犬の健康管理に必須な要素で、特に歯茎の色変化は重要なシグナルとなります。
もしも歯茎が青かったり紫がかっている場合は、愛犬がチアノーゼ、つまり酸素不足の状態を示している可能性が高いです。
これは人間が息苦しさで唇が青紫色に変わるのと似た状態と考えていただくと理解しやすいでしょう。
この状況に遭遇したら、愛犬の呼吸の速度や回数、音を注意深く観察し、すぐに動物病院へ連れて行くことが重要です。
毎日の観察が早期対応の鍵となり、愛犬の命を救うことができます。
歯茎にできものがある場合
歯茎に出来物が現れることは、飼い主さんにとって大きな心配事の一つです。
特に高齢犬の場合、このような現象は比較的よく見られ、残念ながら一部はがんなどの深刻な疾患の兆候である可能性があります。
たとえば、歯茎に黒色の出来物が見つかった場合、それはメラノーマと呼ばれる悪性の皮膚がんである可能性があります。
初期段階では、ただの色素沈着と見間違えてしまうこともありますが、その可能性を見過ごさないようにしましょう。
定期的な口腔内のチェックは、初期発見と早期治療への道を開きます。
まとめ
普段何気なく見ている歯茎でも注意して観察することで新たな発見をできることがあります。
愛犬の歯茎の正常な状態を把握し、いつもと違うなと思ったら早めに病院を受診するなどしてくださいね。
歯茎からわかる病気の早期発見に努めましょう!
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