犬の気持ちDate 2021.03.09

犬の気持ちを理解する方法 -うれしい編

  • #犬の気持ち

犬は、様々な方法で飼い主に嬉しい気持ちを伝えてくれます。
体を寄せてきたり、顔を舐めたり愛情表現について見ていきましょう!

PROFILE

Ripo

WanTime編集部|りほ

ペット歴25年
保護犬活動をしながら3匹の愛犬と暮らす。

犬は気持ちの表現の仕方が限られています。何を考えているのか理解してあげることは、信頼関係を築く上でとても重要です。犬の飼育経験がある方は、嬉しそうにしているときがなんとなく分かるという方が多いかもしれません。今回は犬がうれしいときにする表現の方法を具体的に説明していきます。

ボディランゲージを理解しましょう

まず、犬は感情を相手に伝えるために体を使って表現しますが、これをボディランゲージと言います。犬の感情を理解するためにはボディランゲージを読み解く必要があります。注目するポイントは大きく分けると、尾の動き、耳の位置、口の形、目の形、姿勢です。そして犬の感情は一部分だけを見て判断することはできません。勘違いされている方が多い、尾を振っている=喜んでいると判断するのは危険です。また表情のつくり方は犬それぞれに癖があり、楽しい時や遊びたい時にも口にしわを寄せる子もいます。間違った捉え方をしないように、それぞれのパーツを総合的に判断し、感情を読み取りましょう。

それぞれの体の動きを観察しましょう

総合的な判断が必要とお話ししましたが、うれしい時やポジティブな感情の時どのような動きをするのかいくつかご紹介いたします。①鼻先を上げながらぺろぺろとし、体を弓なりに振る。これは好意を表しており、甘えているときによく見られます。②おしりを上げて、前足を伸ばして頭を低くする。これはプレイバウといい遊びに誘う体勢です。この動きは好意を抱いている相手に対してよく使われますが、相手に落ち着いてほしいときにも行う可能性もあります。③体を腰からくねくねと振る、耳の間を開きぺたんと寝かせる。これは大喜びのサインです。お留守番していて飼い主が帰ってきたときなどによく見られます。④耳の間を開きぺたんと寝かせる、目を細める、口角が上がる(少し口を開ける)、体に力が入っていない。これは幸せ~というサインですが、暑い時も似たような表情をしますので注意が必要です。⑤伸びの姿勢をしながら尾を穏やかに振る、耳はぺたんと寝かせる、目は穏やか、口角は上がる。これは挨拶するときにすることが多く、好意を表しています。いくつか例を挙げましたが、同じ表現をしているからうれしい、表現が違うからうれしくないということはありません。また、うれしい時は耳をぺたんと寝かせていることが多いですが、不安な時や怯えているときも寝かせることがあるのでだけで耳だけで判断しないように注意しましょう。

まとめ

犬が嬉しそうにしているとみている方も幸せな気持ちになりますよね。犬の幸福度を上げることで人間も幸せになり、相乗効果でより良好な関係を築くことができます。また、今まで喜んでいると思ってしていたことが犬にとってはストレスだったり、やめてというサインの可能性もあります。いきなり犬の感情を総合的に判断するのは難しい為、まずは尾の動き、次は耳の位置などパーツごとに観察し、徐々に全体を見ていくことをお勧めします。なんとなく雰囲気で犬の感情を捉えることも大事ですが、上記に説明したような犬の嬉しいというサインを見逃さずお互いに幸せな関係を築きましょう。

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