犬のしつけDate 2021.08.19

犬に与えてはいけない食べ物

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手作りご飯をあげる時や私たち人間が食事やおやつの時間に少し分けてあげる時など、「これあげても平気かな?」と考えたことがありませんか?知らずにあげてしまい何かあってからでは遅いので、事前に与えてはいけない食べ物を知っておくことが大切です。今回はわんちゃんに与えてはいけない食べ物とその理由を見ていきましょう。

PROFILE

Ripo

WanTime編集部|りほ

ペット歴25年。
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。

◆どんなものでも食べ過ぎは厳禁!

体に良いとされている食べ物でも一度に大量に食べてしまっては、かえって身体に悪影響を及ぼしてしまいます。
お水ですら飲み過ぎると「水中毒」と呼ばれる症状を引き起こす可能性があるくらいです。
そのような観点から、食べてはいけない食べ物は「少量でも」いけないのかを考えることが大切になります。
 

◆特に食べてはいけない食べ物

・ネギ類
ネギ類に含まれるアリルプロピルジスルフィドという成分が犬の赤血球を破壊し、貧血を引き起こす恐れがあります。


・チョコレート
チョコレートに含まれるテオブロミンは興奮剤として働き、犬の代謝過程を妨げます。なお、テオブロミンは「カフェイン」の代謝物なので、カフェインが含まれる緑茶やコーヒーもあげてはいけません。
 

・アルコール
人間と違い犬の肝臓はアルコールを効果的に処理することができないため、医学的問題を引き起こす可能性があります。


・ぶどう
どの成分によって症状が引き起こされるのかは未解明ですが、急性腎不全や肝機能障害を発症した事例があります。
 

・アボカド
アボカドに含まれるペルシンが人間以外の動物には有害だと言われています。


・アレルギー食材
犬にもアレルギーはあります。牛肉や鶏肉、穀類、卵、エビ、そばが代表例です。愛犬のアレルギーを把握しておくことが大切です。

 

◆あえて与える必要のない食べ物

・味付けの濃い食べ物
余計な塩分や脂質を摂取してしまうことはもちろん、犬にとって人間が好む味付けは強烈な嗜好品となるので偏食に繋がります。基本的に薄味で与えることが大切です。


・香辛料
辛味は「味覚」ではなく「痛覚」です。愛犬にわざわざ痛みを与える必要はありません。

・ナッツ類
ナッツ類は高脂肪である為、お腹の不調を引き起こす原因となります。また大きさのよって窒息してしまう危険があります。


・加工食品
加工食品には塩分や脂質、添加物が多く含まれています。人間でも食べ過ぎると良くないので、犬には与えないことがベストでしょう。

・生のイカやタコ
生のイカやタコは消化吸収しにくい食べ物で、そのままうんちとして出てきてしまうことが多いです。
 

◆ついあげてしまいがちだけど本当は良くない食べ物

・生野菜
・ドライフルーツや乾燥小魚
・パン類
・人間のお菓子

 

◆まとめ

喜ぶ姿を見るとついあげたくなってしまいますが、基本的に人間の食べ物は与えない方が良いです。
手作りご飯を与える際には上記の食材に注意しながら作りましょう。
食事のコントロールは飼い主にとって最も重要な役割と言われています。

わんちゃんに健康で長生きしてもらう為にも、良いものと悪いものを正しく把握して楽しい食事時間を過ごしたいですね!
 

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