犬のしつけDate 2021.10.25

柴犬は気性が荒いって本当?性格や凶暴性は?上手なかかわり方について!

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昔から日本人と馴染みのある犬種で、そのつぶらな瞳やもふもふの体、くるっと巻いた尻尾などの愛くるしさからとても人気のある柴犬。

一方で、「凶暴でしつけが大変!」なんてことを聞くこともありますよね。

そこで今回は「柴犬の性格や凶暴性、上手な関わり方」についてご紹介していきたいと思います。

PROFILE

Ripo

WanTime編集部|りほ

ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。

柴犬は本当に気性が荒いのか?

もともと狩猟犬として人間と共に暮らしていた柴犬は、賢く勇敢な性格です

忠誠心が強く頑固で、自分が認めた飼い主以外には心を開かないことがよくあります。

見知らぬ人には、激しく吠えたり嚙みついたりすることもあるので、気性が荒いと言われるようになりました。

しかしながら、柴犬に認められる飼い主になれれば、気性は荒くなく非常に従順で、一生の友になってくれることは間違いありません!

柴犬に認められる飼い主になるため、柴犬が小さいころからきちんとしつけをし、良好な主従関係を築いていくことが必要です。

柴犬の凶暴性について

ストレスや自分の気に入らないことがあると、すぐに牙をむく傾向があるので、その原因について紹介します。

運動不足

元狩猟犬なので、走ったり遊んだりすることが大好きです。
運動したい欲求を満たせないとストレスが溜まり、飼い主を噛んでアピールすることがあります。

知らない人が自分のテリトリーに入ってくる

警戒心の強い柴犬は、自分のテリトリーに信頼できる人以外が入ってくることを嫌います。
時には心強い番犬になりえますが、来客などがあった場合、噛みついて敵意をむき出しにすることがあります。

嫌なことを強要される

シャンプーや爪切りなど、自分が嫌なことを強要されるとストレスが溜まり、唸って噛みついてくることがあります。さらにその行為が嫌いになり、負のループに陥ってしまいます。

柴犬の性格は良いの?悪いの?

ここで柴犬の基本的な性格を見ていきましょう。

忠実
誠実
落ち着きがある
愛嬌がある
鋭敏で警戒心が強い
恐れ知らず
自信満々


一般的に上記のように言われていますが、個体差はありますし、これだけで性格の良し悪しを決められるものではありません。

柴犬の性格は飼い主次第です。

柴犬は年を取るごとに自立心が強くなり、上記の基本的な性格も強くなっていきますので、普段からしつけを厳しく行いたっぷり遊んであげて社会性を身に着けさせれば、どんどん性格は良くなっていきますよ^^

柴犬と上手に関わる方法やポイントについて!

子犬の柴犬はさることながら、成犬の柴犬に他の愛玩犬と同じように接すると痛い目をみることがあります。
そこで、上手に関わるためのポイントをご紹介します。

急に触らない

柴犬は警戒心が強いので、急に動いたり触られたりすることを嫌います。
撫でられる場所も、好きなところ嫌いなところとあるので、むやみにグリグリと触らないようにしましょう。
お散歩中の他人の柴犬の場合は、飼い主に一言聞いてから近づくようにしましょう

上から柴犬の目をじっと見ない

目を見つめる行為は、犬の中では威嚇の一種ですし、上から見下ろされると攻撃されるんじゃないかと思う犬は多いです。体勢を柴犬の目線まで落とし、ゆっくり瞬きしながらゆっくり近づくようにしましょう。

低く大きな声を出さない

大きな音にびっくりして興奮する犬は多いです。
人間の低い声は唸っていると勘違いされ、臨戦態勢に入ることもあるので注意しましょう。

飼い主が柴犬と関わる際の注意点とは?

忠実で社会性のある柴犬に成長させてあげることは、柴犬にとってもよいことですし、飼い主にしかできないことなので、小さいころからの関係性を大事にしましょう。

しつけを厳しくする

おやつなどをもらう時の「オスワリ」や「オテ」だけでなく、柴犬が興奮したときに抑制できる「マテ」や「フセ」を教えておくと良いです。

柴犬は頑固な性質も持っているので、指示を通すのが難しい傾向にありますが、飼い主が根気強く教えていくことが求められます。

一度教えてしまえば、逆にその頑固さゆえ、ずっとその指示を守ってくれるようになります。

お散歩を長時間行く

柴犬の成犬は、だいたい1日に1時間程度のお散歩が必要と言われています。

朝夕の2回に分けてのお散歩でも大丈夫です。

お散歩には、運動欲求を満たす目的もありますが、普段の生活の中での些細なストレスの発散効果もあります。

週末にはドッグランに連れて行ったり、夏には川に遊びに行ったり、たくさんお散歩させてストレス発散をさせてあげてください。

他人や他の犬と接点を持たせる

小さいころから社交性を養っていると、ある程度警戒心を緩めることができ、来客時やお散歩時の急な事故を防ぐことができます。

ドッグランで他の犬と遊ばせたり、お散歩中に他人に触ってもらうなどして、社会性を身に付けさせましょう。

知育おもちゃで遊ぶ

柴犬は、他の犬より認知症になるリスクが高いと言われています。

普段から頭を使うおもちゃで遊ばせ、認知症の進行を見逃さないように行動をしっかり見ておき、「少しでも変だな?」と思ったら、すぐに動物病院へ行くようにしましょう。

また、おもちゃで遊ぶこともストレス発散に繋がります。

柴犬の気性の荒さや性格まとめ

さて、今回は「柴犬の性格や凶暴性、上手な関わり方」についてご紹介してきました。

柴犬はしっかりしつけをすれば、飼い主に忠実で幸せな一生を過ごさせてくれます。

これから柴犬をお迎えしたい、柴犬を飼っているけど扱いが難しいなど感じている方に、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

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