犬の栄養Date 2021.10.28

トイプードルの白髪は抜くべきか?原因から対処法と予防法を解説!

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テディベアカットが流行り、トイプードルを見かけることが多くなりました。

様々なカラーとふわふわした被毛で、本当にぬいぐるみのような可愛さです。

そんな愛犬に白髪が生えているのを見つけたら、人間の白髪と同じように、老化?ストレス?と心配になりますよね。

人間の場合、目立つ白髪は抜いてしまうけれども、犬の場合はどうすればいいの?どうして白髪が生えてくるのか?、予防することはできるのか?

そういった疑問に対して、今回はひとつずつ解決していきます。

PROFILE

Ripo

WanTime編集部|りほ

ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。

トイプードルにも白髪が生えるって本当?退色するの?

犬も人間と同じように、加齢により白髪が生えるようになってきます。

特に目の周り、口の周りなど顔の周辺から白くなっていく子が多く、ゴールデンレトリーバーや柴犬など、白髪になりやすい犬種もいます。

トイプードルも加齢により白髪が生えてきますが、若くて白髪が生えてくる子も少なくありません。

被毛の色が薄くなったり、淡くなったりすることを「退色」と言います。

トイプードルは遺伝的に退色しやすいといわれており、もともと白い子以外は、年齢に関係なくカラーが変化することがあります。

ブラックはグレーに、レッドはアプリコットに、というように少し薄い色に変化していきます。

トイプードルに白髪が生える原因とは?

加齢以外でも見られるトイプードルの白髪ですが、はっきりした原因は断定できておらず、「遺伝的なものが関係している」という程度です。

ストレスや栄養バランス、皮膚状態の悪化

ただ根拠はありませんが、人間と同じように、ストレス栄養バランスなどの日常生活の様々な要因が関わっているのではないかと言われています。

犬の被毛は、毛皮質内にあるメラニン色素によって決まります。

黒と褐色はユーメラニン、赤と黄はフェノメラニンが表現しており、二つのバランスで、ブラック、ホワイト、アプリコットにレッドまで、さまざまなカラーが作られています。

メラニンの生成が少なくなってしまうことで、濃い色を表現できなくなり、白髪が生えてきてしまうのです。

このメラニンの生成を低下させてしまう原因が、ストレスや栄養バランス、皮膚の状態などです。

遺伝以外に、こういった普段の生活も少なからず影響しているのかもしれません。

ニコチンの影響

それ以外にニコチンにも注意が必要と言われています。

たばこの煙にはニコチンが含まれており、血行不良を引き起こすだけでなく、有害物質を体外に出すためにビタミンを多く使い、酸化ダメージを与えてしまいます。

煙そのものだけでなく、絨毯や服についた残留物が愛犬につき、それをなめることで口から入ってしまうこともあります。

「近くで吸っていないから大丈夫」と思わずに気を付けるようにしましょう。

トイプードルの白髪は本当に抜くべきなのか?

人間も同じですが、白髪が生えていることが一度気になると、どうにかしたくなりますよね。

つい抜いてしまいがちですが、実は抜いてはいけません。

無理に抜いたことによって毛根を傷つけてしまい、その刺激から皮膚が炎症を起こし、別の症状を引き起こしてしまう可能性があります。

さらには抜いた痛みや、嫌なことをされたという思いがストレスになり、白髪を増やしてしまうことにも繋がりかねません。

気になる白髪を抜いたとしても、綺麗に見えるのはその時だけで、その後の白髪を増やしてしまうことの方が多いので、抜かずにそっとしておきましょう。

トイプードルの白髪が生えてきた後の対処法とは?

愛犬の白髪が気になるところだと思いますが、抜いてはいけないとなると、「このまま何もできないのかな〜?」と悩みますよね。

実は全く何もできないわけではありません。
白髪は筋肉が凝り固まった場所に生えてきやすいので、そこをほぐすマッサージをして血流を良くしてあげると、改善がみられるかもしれません。

また、気付かないうちにスキンシップ不足になっていた場合、マッサージでしっかり愛犬に触れてあげることで、ストレスが解消され、白髪の進行を抑えることができるかもしれません。


マッサージと聞くと時間がかかるイメージがありますが、普段撫でているときに少しもんであげるだけでもマッサージになるので、気軽に取り入れていきましょう。

まれに、腎臓病肝臓病甲状腺機能低下症で白髪が増える子がいるそうですが、この場合、適切な治療を行えば被毛の色は元に戻るようです。

最近調子が悪い、元気がないなど、白髪と共に普段と違う様子が見られたら、病気を疑う必要もありそうです。

トイプードルの白髪予防法について!

加齢による白髪だけでなく、若くからも白髪が生えてきやすいトイプードルですが、できることなら迎え入れたときの綺麗な毛色を保ちたいですよね。

愛犬に白髪を生えさせないために、できることはあるのでしょうか?

栄養バランス

偏った食生活では健康的な皮膚被毛は作れませんので、バランスの取れた栄養たっぷりのフードを与えましょう。

メラニン色素を合成する細胞の働きが低下してしまうと、白髪が出てきてしまうので、その細胞の働きを維持させることが予防につながります。

ビタミンミネラルアミノ酸が大切ですが、特にチロシンというアミノ酸が、メラニン色素を作るのに欠かせません。

チロシンは、たんぱく質の多い肉類や乳製品に多く含まれているため、積極的に食事に取り入れましょう。


最近では、犬用のサプリメントも豊富ですので、食事で摂るのが難しい場合も、チロシンが含まれたサプリメントで補助的に取り入れることができますよ。

ストレス発散

人間と同じように、犬も過度のストレスがたまると自律神経を乱します。

血行不良を起こすことで、健康な被毛が生えにくい状態になってしまい、白髪が生える原因になります。

犬には住環境の変化や騒音、お留守番時間の増加など、日常の些細な変化でもストレスになってしまいますので、注意してあげましょう。


また運動不足スキンシップ不足もストレスになります。

お散歩は運動不足が解消されるだけでなく、血行もよくなりますし、お外の様々な匂いを嗅ぐことで、リフレッシュすることができます。

知らず知らずのうちに、たまってしまっていたストレスも発散され、いいこと尽くしなので、お散歩の時間を大切にしてあげましょう。

そして、お家ではたくさん撫でてあげ、リラックスさせてあげましょう。

皮膚被毛のケア

白髪を予防するためには、被毛はもちろん皮膚のケアも大切になってきます。

毛穴が汚れていると、健康な毛は生えにくくなります。

トイプードルはカットの必要な犬種なので、1か月から数か月に一度はカットに行くと思いますが、2週間から1か月くらいに一度、シャンプーをしてあげると健康な皮膚を作れます。

カットの間が空いてしまう場合には、シャンプーのみお願いするなどして、いつでも清潔でいられるように工夫しましょう。


また、お家でできるケアとしては、ブラッシングです。

毛玉ができてしまうと、犬が掻いて引っ張ってしまい、皮膚被毛にダメージを与えてしまいます。

白髪だけでなく毛質が変わってしまう原因にもなりますので、適度にブラッシングをして毛玉に気を付けましょう。

トイプードルの白髪まとめ

白髪というと、加齢によるものというイメージが強いですが、その他にも考えられることが多くありましたね。

遺伝的なものはどうすることもできませんが、私たち飼い主が日常生活に少し気を付けるだけで、ある程度予防することは出来そうです。

整った食事や適度な運動は、白髪の予防だけでなく健康にもつながるので、愛犬にあった生活スタイルを見つけていきましょう。

まれに病気が隠れている場合もあるので、愛犬の些細な変化にも気付けるようにしたいですね。

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