犬の食べ物Date 2021.11.22

犬が食べちゃだめな食べ物7選と食べてしまった時の対策をご紹介!

  • #食事

「わんちゃんに食べさせちゃいけない食べ物が知りたい」

「わんちゃんが食べちゃダメなものを食べてしまいどうすればいいかわからず悩んでいる」

という方のためにこの記事を書きました。

わんちゃんが食べちゃいけない食べ物7選とその理由、もし食べてしまった時の対処法をご紹介します。
大切な愛犬の健康のために、是非最後までご覧ください。

PROFILE

Ripo

WanTime編集部|りほ

ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。

犬が食べちゃだめな食べ物7選とその理由を解説!

わんちゃんが食べちゃダメな食べ物は大きく7つあります。

1.ネギ属
2.香辛料
3.カフェイン
4.チョコレート
5.ブドウ
6.アルコール類
7.牛乳

1.ネギ属

「わんちゃんにネギを食べさせてはいけない」という知識は知っている方も多いのではないでしょうか。

ネギ属に含まれる「リルプロピルジスルフィド」という成分が、溶解性貧血を引き起こすため、わんちゃんに食べさせるのは大変危険です。

貧血によってふらついたり、血尿を出したりといった症状が一般的で、重症化すると痙攣や呼吸困難を起こします。

長ネギ玉ねぎだけではなく、ニラニンニクラッキョウも同じネギ属なので注意しましょう!

2.香辛料

わさびカラシ唐辛子といった香辛料も、わんちゃんに与えないようにしましょう。

辛み成分である「カプサイシン」はちゃんにとって刺激の強い成分です。

食べてしまうと消化器官に負担がかかり、胃腸炎を引き起こしたり、下痢や嘔吐の症状が見られたりすることがあります。

3.カフェイン

カフェインを摂取しすぎると人間でも中毒症状が現れることがあります。

わんちゃんにとってもその危険は同じで、人間よりも少ない量でカフェイン中毒になってしまうため注意が必要です。

カフェインが含まれる食材として、コーヒーエナジードリンクお茶などが挙げられます。

4.チョコレート

チョコレートに含まれる「テオブロミン」という成分には、身体を温めたりリラックスさせたりといった作用があります。

人間にとっては良い効能をもたらす成分ですが、わんちゃんにとっては毒となり、食べ過ぎると中毒症状が現れます。
 

5.ぶどう

ぶどうは、少量でも嘔吐や腹痛などの中毒症状が現れる食材です。

ぶどうに含まれるどの成分が原因なのかはわかっていませんが、誤って口にしないように注意しましょう。

ぶどうだけではなく、レーズンワインも同じく中毒を起こす可能性があります。
 

6.アルコール類

わんちゃんも人間と同じく、アルコールを飲むと酩酊状態になります。

しかし、わんちゃんは人間と違ってアルコールを分解する機能が体に備わっていないため、一度酔っぱらうとその状態が続いてしまいます。

内臓の機能が低下するほか、アルコールが致死量に達して最悪の場合亡くなってしまうこともあるようです。

わんちゃんの手足を拭くウェットティッシュにアルコールが含まれている場合もあるため、拭いた後に手足を舐めさせないようにすることも大切です。
 

7.牛乳

アニメや小説で、温めた牛乳を子犬に与えるシーンが登場することがあります。

しかし、実際には牛乳をわんちゃんに飲ませると下痢や嘔吐を引き起こすことがあるため、おすすめできません。

わんちゃんは、牛乳に含まれる乳糖を分解する消化酵素が少ないため、うまく牛乳を消化できないことが多いです。

牛乳を飲ませたい時には、こちらの乳糖が含まれていないわんちゃん用の牛乳を選びましょう。
 

犬が食べちゃだめな食べ物を食べてしまった時の対策

日常生活で気を付けていても、わんちゃんが間違って食べちゃだめな食べ物を食べてしまうことがあります。

もし食べた量がごく少量である場合は、すぐに水を飲ませて様子を見ましょう。

その後は、食欲不振や嘔吐、下痢といった症状がないか、わんちゃんの動きに注意してください。

食べちゃだめな食べ物を大量に食べてしまったり、明らかに体調不良の症状が出ていたりといった場合はすぐに病院へ連れて行きましょう。

中毒症状は命に関わることもあるので、できるだけ早急に対応することが重要です。

犬がだめな食べ物を拾い食いしないための対策は?

散歩の途中でわんちゃんが食べ物を拾い食いしてしまうことがあります。

落ちているものを食べてしまうのはわんちゃんの習性でもあるため、やめさせるにはしつけが必要です。

散歩の途中に何かを食べそうになったらリードを引いて止め、食べるのをやめたら代わりにフードやおやつをあげるといった方法で、繰り返し「拾い食いをしてはいけない」と教えてあげましょう。

飼い主が道に落ちているものを把握しづらくなる草むらや雪の中を散歩する際には、いつも以上に注意が必要です。

わんちゃんが一カ所に立ち止まってなにかを食べる仕草をしたり、何かを狙って飛び込むようにしたりと、拾い食いをする前の動きを注意して見てください。

また、あらかじめ食べ物が沢山落ちていそうな場所(公園のゴミ箱付近、お祭りやイベント会場、バーベキューのできる河川敷など)を避けて散歩をすることも拾い食い対策になります。

犬が食べちゃだめな食べ物まとめ

わんちゃんが食べちゃだめな食べ物についてご紹介してきましたが、中には意外な食材もあったのではないでしょうか?

人間にとっては無害な食材も、わんちゃんにとっては少しの量で体調を崩す原因になってしまうことがあります。

また、どんなに注意していてもわんちゃんが散歩中に危険な食べ物を拾い食いしてしまうことも。

普段から、食べさせて良いかを調べてから食べ物を与えたり、拾い食いしないためのしつけをしっかりと行ったりすることが、わんちゃんの命を守ることに繋がります。

大切な愛犬と長く一緒に過ごすために、食べちゃだめな食べ物と拾い食いには気を付けて生活していきましょう!
 

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