犬の食べ物Date 2021.12.07
ドッグフードを手作りするメリット5選!おすすめのレシピもご紹介
- #ドッグフード
皆さんもわんちゃんが抜け毛の量が多くて困ってしまったなどの経験はないでしょうか。
抜け毛の量は換毛期になると多くなるので、お掃除だけでも大変です。
ですが、抜け毛は換毛期以外にも様々な原因で多くなることがあります。
健康面での問題の場合もあるので、あまりにも抜け毛がひどい場合や、わんちゃんに気になる点がある時は注意が必要です。
今回は、そのような抜け毛の原因やその対策、役立つ用品などをご紹介していければと思っているので、ぜひ参考にしてみてください。
- PROFILE
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Ripo
WanTime編集部|りほ
ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。
ドッグフードは手作りできる?メリットデメリットを解説
ドッグフードは手作りすることは可能です。
人間の食事を作るようなイメージで愛情のこもった手作り料理をわんちゃんに与えることができるのです。
下ではドッグフードを手作りするメリットデメリットについて解説をしていきます。
ドッグフードを手作りするメリット5選
①わんちゃんの体調や年齢に合わせることができる
市販されているドッグフードは、年齢や犬種に合わせた商品もありますが、わんちゃんの体調や細かい年齢にまで合わせて作られているわけではありません。
同じ犬種でも身体の大きな子や小さい子、老化の早い子から消化機能が弱い子など様々です。
そういった個々のわんちゃんの違いに合わせて飼い主さんが、調整していけるのが手作りのドッグフードの良さです。
病気にかかっていたり、年齢を重ねた影響で消化機能が低下している場合には市販のドッグフードだと上手く消化できず、体調の回復や食いつきが悪くなってしまうこともあります。
そんな時には、消化しやすい食材を使った手作りのドッグフードにしてあげるといいでしょう。
例えばタンパク質だと牛肉や豚肉よりも「鶏肉」の方が消化にいいとされています。
市販のドッグフードでは、「肉類」、「肉副産物」といった表記をされているものも多く、原材料がはっきりとしていないものもあります。
そんな時は、ささみなどの鶏肉をメインに手作りしてあげてもいいかもしれません。
②素材を自分で選ぶことができる
①でも書いた通り、市販のドッグフードでは、タンパク質ひとつ取っても「肉類」、「肉副産物」といった表記をされていることもあります。
原材料や原産地がわからないので、不安を感じるかもしれません。
そういった場合にも手作りであれば、自分で食材を選べるので安心です。
また、オーガニック食材や生の食材をあげることもできますし、食品添加物や化学調味料を減らすこともできるので、わんちゃんの健康維持にもつながります。
また手作りの場合、市販のドッグフードよりも多く水分を含むため、ご飯と一緒に水分を取ることもできるので、便秘気味のわんちゃんにも効果があります。
健康の面だけではなく、わんちゃんの好みの食材を使って作ることができるのもメリットです。
好き嫌いが激しくて市販のドッグフードではなかなか合うものが見つからない場合でも、その子に合ったものを与えられるというメリットもあります。
③わんちゃんの口臭の予防や改善にもなる
わんちゃんの口臭の主な原因は歯石などの口内環境だと言われています。
口臭対策としては、定期的な歯磨きを行う必要があるのですが、他に腸内環境が悪いと口臭がきつくなる場合もあります。
市販の安価なドッグフードだと使われている原材料によっては、消化しにくく腸内環境が悪くなっている可能性もあります。
手作りのドッグフードであれば、消化しやすいものを選んであげることができるので安心です。
もし、わんちゃんの口臭が気になるという飼い主さんは、定期的な歯磨きや口内環境のお手入れは必要ですが、手作りのドッグフードに変えてみるのもいいでしょう。
また、口臭ではないですが市販の安価なドッグフードは、それ自体が独特な匂いを持つものがあります。
独特な匂いの原因は、ドッグフードに使用されている「油」です。
長期保存しているとこの「油」が酸化して臭いを出しこともあります。
そういった臭いが気になる場合も手作りはいいかもしれません。
④アレルギーにも対応できる
わんちゃんのアレルギーの多くは皮膚に症状が出ることが多いと言われています。
また食物アレルギーで、特定の食材を食べてしまうと症状が悪化する場合もあります。
アレルギーの原因はダニや細菌、寄生虫、食べものなど様々な要因があるので一概に判断できないのですが、食物アレルギーなどの場合は、飼い主さんが食材を選んで作れるのでわんちゃんの身体に合わせてあげられます。
また、消化しにくい市販のドッグフードを食べていて腸内環境が悪くなり、身体に負担がかかっている場合もあります。
そういった場合も消化にいいものを選ぶことによって、身体への負担を減らしてアレルギーの症状を緩和させられる効果が期待できます。
ドッグフードが合っておらず、アレルギーの症状が緩和されないという場合もあるので、一度、手作りのドッグフードを試してあげるのもいいかもしれません。
⑤同じものを一緒に食べられるという嬉しさがある
食材によっては、わんちゃんと飼い主さんが同じ食材で同じような料理を作ることもできます。
手間は掛かりますが、わんちゃんと一緒に同じ料理を食べれるのは嬉しいのではないでしょうか。
また、手作りの場合はわんちゃんに合わせて食材を選ばなければいけないのでコストもかかりますが、飼い主さんが食べているものを利用すればコストカットにもつながります。
ただし、人間が食べている料理をそのまま出すとわんちゃんにとっては塩分や油分が多すぎるので、注意してあげる必要があります。
ドッグフードを手作りするデメリット
①手間がかかる
手作りのドッグフードにするには、当然ですが食材を選んだり、調理をする手間もあります。
そしてある程度の知識がないと適切な栄養バランスを管理していくのは難しいです。
栄養価が偏らないように配慮したり、アレルギーの原因になるものやそもそもわんちゃんにとって食べさせてはいけない「チョコレート」、「キシリトール」、「ネギやニラ」等を除かなければいけません。
一気に手作りドッグフードに切り替えていくのが難しい場合は、おやつやトッピングなどから挑戦していってもいいかもしれません。
栄養や専門的な知識に関しても実際に作ってみながら、徐々に学んでいくことをおすすめします。
②保存が難しい
市販されているドッグフードは、長期保存しても大丈夫なように酸化を防ぐようなものが含まれていたりするので問題ないですが、手作りのものはそれが出来ません。
基本的には調理しなければいけず、長期保存させるようなことが出来ないので、食材を購入する量や時期なども考慮しておかなければいけません。
新鮮な状態で与えないといけないので、調理してから数時間以内にはあげるようにしなければいけません。
また衛生的に食べ残しなどもすぐに処分するようになるので、一回ごとの食事の量にも気を配る必要があります。
ですが長持ちしない分、季節のものを食べさせてあげることも出来るので飼い主さんもわんちゃんと一緒に季節ごとのご飯を楽しめるというメリットもあります。
【ドッグフードVS手作り】犬の健康にいいのはどっち?
適切な栄誉管理ができているのであれば、手作りのドッグフードの方が健康にいいと言えます。
ですが、知識などが足りていない状態で手作りしてしまうと栄養価が偏ってしまい、どんなにいい食材を使っていたとしても健康を損ねる可能性があるので注意が必要です。
適切な栄養管理ができるのであれば、添加物がたくさん入った安価なドッグフードを食べさせるより手作りしたほうがわんちゃんの健康にはいいです。
しかし、ドッグフードを手作りするのはかなりの手間と時間がかかります。
人間と同じ食べ物を食べさせることはできないため、わんちゃん用のドッグフードを毎日手作りするのはかなり大変です。
当社ではわんちゃんの健康を考えたペット栄養士監修のドッグフード「ワンタイムフレッシュドッグフード」を販売しています。
わんちゃんに必要な栄養素をふんだんに配合、無添加かつ新鮮食材にこだわったドッグフードです。
毎日手作りするのは大変なので、基本は高品質なドッグフードを食べさせつつ、たまに愛情のこもった手作りドッグフードを与えてみるなどするのが、飼い主さんの負担も少なくわんちゃんも飽きないためおすすめです。
おすすめの手作りドッグフードのレシピをご紹介!
次におすすめの手作りドッグフードを2点ご紹介します。
すぐに出来るトッピングと簡単なささみを使ったレシピをご紹介します。
●トッピングメニュー「チキンのヨーグルト和え」
最初からドッグフードを作るのは、難しいので最初のうちはトッピングから始めましょう。
【材料】
・鶏肉
・プレーンヨーグルト
【作り方】
1、まずはじめに、鶏肉を電子レンジで温めて火を通します。
2、わんちゃんが食べやすい大きさに切ったら、プレーンヨーグルトと和えます。
この時、野菜やリンゴなどを入れると他の栄養素を取れるのでおすすめです。
3、最後に、和えたものをドッグフードにかければ完成です。
和えものをかければ、ドッグフードもふやけて食べやすくなるのでシニアのわんちゃんでも食べやすいです。
入れるものを工夫すれば他の栄養素も取りやすいですし、わんちゃんが好きなものを入れてみると食いつきがよくなるので、ぜひ試してみてください。
●ささみを使った「野菜もとれるささみロール」
【材料】
・ささみ 一切れ
・にんじん 適量
・きゅうり 適量
・さつまいも ふかしておいたもの
【作り方】
1、きゅうりやさつまいもを食べやすい大きさに切って、にんじんをピーラーなどで薄く切ります。
2、ささみをラップの上で叩いて薄く伸ばします。
3、1で切ったものをささみの上に並べて、お肉の面積が大きい方から巻いていきます。
4、ラップできちんと包んで、600Wで1分15秒から1分30秒ほどレンジに入れます。
5、冷ましてから、わんちゃんの食べやすい大きさに切ってあげて完成です。
調理も油や火を使わないで簡単にできます。
野菜も取れますし、ささみは消化にも良くタンパク質も取れるのでおすすめです。
中に入れる野菜などはわんちゃんの好みに合わせて変えられるので試してみてください。
ドッグフードは手作りすると長生きするって本当?理由も解説!
ある研究では、市販されているドッグフードを食べ続けるよりも手作りのものの方が32ヶ月以上長生きするという結果も出ています。
「The difference between two extremes amounts to more than 32 months.」
二つ(市販のものと手作りのも)の間には、32ヶ月以上もの差がある
引用元:https://www.ukrmb.co.uk/images/LippertSapyFullReport.pdf
これは、栄養価が高く消化に良いためであると言えます。
市販のものは長期保存の観点から食品添加物や酸化防止のための成分を含むものもあります。
これらの添加物は安価な市販のドッグフードに入っていることが多く、比較的にわんちゃんにかかる負担も大きいです。
またわんちゃんに合っていないドッグフードであれば、消化不良を起こす場合もあるので消化器系の病気を患ったり、上気したアレルギー症状の悪化を引き起こします。
ただ、一概に市販のものが悪いという訳ではありません。
市販されているものでもわんちゃんの健康を考えたドッグフードは多数販売されています。
手作りのものでも市販のものにも言えることですが、愛犬に適している栄養価が高く安全なドッグフードを飼い主さんが、きちんと判断して選ぶことが大事です。
手作りドッグフードまとめ
手作りドッグフードは手間と時間はかかりますが、きちんと栄養などを管理してあげればわんちゃんの健康につながります。
ただ、いきなり手作りのドッグフードに切り替えていくのはなかなか難しいので、最初はおやつやトッピングから始めたり、たまに愛情のこもった手作りごはんを与えてあげるのがおすすめです。
ただ、ドッグフードを手作りするのは手間と時間がかかってしまいます。
人間と同じ食べ物を食べさせることはできないため、わんちゃん用のドッグフードを毎日栄養に気を使って手作りするのは大変です。
当社ではわんちゃんの健康を考えたペット栄養士監修のオリジナルドッグフード「ワンタイムフレッシュドッグフード」を販売しています。
わんちゃんに必要な栄養素をふんだんに配合し、無添加かつ新鮮食材にこだわったドッグフードです。
毎日ドッグフードを手作りするのは大変です。
そのため普段は「ワンタイムフレッシュドッグフード」を食べさせて、たまに愛情たっぷりの手作りドッグフードを作り与えてみるなどしてみてはいかがでしょうか?
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