ペットと暮らす人々のための
情報発信サイト“ワンタイム”

新しいフードを与える際、急に切り替えてしまうと
胃腸に負担がかかりやすく
下痢や嘔吐、食欲低下などを
引き起こしてしまう可能性があります💦
今回はフードの正しい切り替え方を紹介します😸

PROFILE

Ripo

WanTime編集部｜りほ

ペット歴２５年
保護犬ボランティアをしながら、３匹の愛犬と暮らす。

• Instagram

ドッグフードを急に切り替えるリスク

ドッグフードを急に切り替えることによる最大のリスクは、胃腸の不調です。これは、下痢や嘔吐、食欲不振など、さまざまな形で現れます。

ドッグフードを切り替えた後にこれらの症状が出た場合は、新しいフードを与えるのをやめ、獣医師に連絡することが大切です。

フードの切り替えを成功させるために

フードの切り替えを成功させたいなら、ゆっくりと行う必要があります。つまり、数週間かけて新しいフードと古いフードを徐々に混ぜていくのです。

 

上手なフードの切り替え方

ドッグフードの切り替えにはゆっくり時間をかけることが大切です。

大体1週間を目安に徐々に新しいフードにシフトしましょう。

フードの切り替えの1例

1日目今のフード8割 : 新しいフード2割
2日目今のフード6割 : 新しいフード4割
3日目今のフード4割 : 新しいフード6割
4日目今のフード2割 : 新しいフード2割
5日目新しいフード100%

上記は目安になります。
お腹が敏感な子は2週間など長時間かけて変更を行いましょう。

フードを切り替えるタイミング

フードの切り替えが必要になるケースはいくつかあります。

愛犬が子犬の場合、成犬になったら成犬用フードに切り替える必要があります。1歳前後で成犬になるので切り替えましょう。


愛犬が妊娠中または授乳中の場合は、妊娠中または授乳中の犬用に設計されたフードに切り替える必要があります。

シニア期にもフードを切り替えます。
シニアになると成犬と異なる栄養が必要になります。「散歩が短くなった」「睡眠時間が長くなった」などの変化が見られた場合はシニア用のフードに切り替えましょう。

愛犬に病気がある場合は、獣医師が特別な食事への切り替えを勧めることがあります。例えば、アレルギーを持つ犬は、低アレルギー性フードに切り替える必要が出てきます。

腎臓病であれば、腎臓ケアのフードをおすすめすることがあります。

これらのフードは特殊な栄養配分がされています。症状の改善につながるので獣医師の指示にしたがってフードの切り替えを行いましょう。

まとめ

まとめると、胃腸の不調を避けるために、数週間かけてゆっくりとドッグフードを切り替えることが重要です。また、愛犬が成犬になったときや、持病がある場合など、ライフステージによってフードの切り替えが必要になります。