犬の病気Date 2023.06.20

犬のヘルニアの種類と症状を紹介!!ヘルニアかなと思ったら必読です!

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ヘルニアとは、臓器や脂肪などが本来あるべき正しい位置からずれ飛び出している状態のことをいいます。
ヘルニアは体内の様々な場所で発生します。
今回はわんちゃんのヘルニアの種類とそれぞれの症状を解説します!

PROFILE

Ripo

WanTime編集部|りほ

りほ ペット歴25年

ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。

犬のヘルニアの種類①椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、背骨の間にあるクッション状の椎間板がずれてしまい、脊髄や神経を圧迫する状態を指します。
この病態では、椎間板の軟骨部分が外側に飛び出し、周囲の組織に圧力をかけることで症状が現れます。
最も一般的な症状は歩行障害であり、足の力が弱まったり、坐骨神経の圧迫による腰や臀部の痛みが生じます。

さらに、排泄障害や尿失禁の症状も現れることがあります。
椎間板ヘルニアは運動や姿勢の乱れ、加齢などが原因となることが多く、リスク要因として挙げられます。
早期の診断と適切な治療は重要であり、保存療法や物理療法から手術治療までの選択肢があります。

症状の重篤さや患者の状態に応じて、最適な治療法が選ばれます。
定期的な獣医師のフォローアップと予防策の実施も、再発や合併症のリスクを軽減するために重要です。

犬のヘルニアの種類②会陰(えいん)ヘルニア

会陰ヘルニアは、肛門周辺の筋肉が弱まり、内臓がその隙間に入り込む状態を指します。
通常、肛門の両脇の筋肉の間には内臓がしっかりと支持されていますが、筋肉の緩みや弱化により内臓が突出し、ヘルニアが形成されます。
この状態では、内臓の一部が肛門周囲に押し出されるため、排泄障害が生じることがあります。

具体的な症状としては、便秘や排便困難、排便時の苦痛や不快感、肛門周囲の腫れなどが見られることがあります。
会陰ヘルニアは一般的に加齢によって進行することが多く、雌の犬により頻繁に発生する傾向があります。

治療の選択肢には、内臓を元の位置に戻す手術や会陰部の筋肉を強化する手術などがあります。
早期の診断と適切な治療は重要であり、症状の進行や合併症の予防に役立ちます。
獣医師の指導のもと、定期的なフォローアップや予防策の実施が勧められます。

ヘルニアの種類③臍(さい)ヘルニア

犬の臍ヘルニアは、一般的には「デベソ」として知られる状態で、おへその穴の部分にヘルニアが形成されます。
これは先天的なものであり、内部的な異常はほとんどありません。

通常、生まれた時点で臍帯が閉じるべきですが、臍ヘルニアでは臍帯が完全に閉じず、小さな隙間が残ることがあります。
その結果、臍の部分から内臓が突出することがありますが、一般的には症状や合併症はほとんど見られません。

ただし、ヘルニアが大きくなったり内臓が圧迫されたりすることで痛みや不快感を引き起こす場合もあります。
臍ヘルニアは多くの場合、自然に閉じることがあり、治療が必要なケースは稀です。
ただし、ヘルニアのサイズや症状の進行によっては、手術が必要となる場合もあります。

臍ヘルニアの診断や治療は獣医師に相談する必要があります。
獣医師は状態を適切に評価し、必要に応じて適切な処置や手術を提案してくれます。

ヘルニアの種類④鼠径ヘルニア

鼠径ヘルニアは、腹部の鼠径部に膀胱や腸管などの臓器や脂肪が突出する状態を指します。
このヘルニアでは、鼠径部に異常な膨らみが見られます。

通常、鼠径部は筋肉や組織でしっかりと支えられており、臓器が飛び出ることはありません。

しかし、鼠径部の筋肉や組織が弱くなることで、内部の臓器や脂肪が鼠径ヘルニアとして突出することがあります。
この状態は外部からは膨らみとして観察されます。

犬の鼠径ヘルニアの主な症状には、腹部の鼠径部での膨らみが挙げられます。
また、飛び出た臓器や脂肪によって周囲の組織が圧迫されることで、排尿障害が起こることもあります。
犬が排尿に苦しんだり、尿が通らない状態になることがあります。

鼠径ヘルニアは手術によって修復されることが一般的です。
手術では、突出した臓器や脂肪を元の位置に戻し、鼠径部の筋肉や組織を修復します。
早期の手術が重要であり、症状が進行する前に獣医師の診察を受けることが推奨されます。

鼠径ヘルニアの治療方法や手術の適応は個別の状況によって異なるため、獣医師の指示に従って適切な処置を行うことが重要です。

ヘルニアの種類⑤横隔膜ヘルニア

犬の横隔膜ヘルニアは、横隔膜の一部が弱くなり、その隙間から肝臓や腸管などの腹部臓器が腹腔内に移動してしまう病気です。
この状態では、肺や心臓が圧迫されるため、呼吸困難に陥る危険性があります。

横隔膜は胸部と腹部を仕切る重要な筋肉であり、正常な状態では臓器が正しい位置に収まっています。
しかし、横隔膜の弱点や穴ができることで、腹部臓器が移動し、胸部内に入り込むことがあります。

犬の横隔膜ヘルニアは重篤な状態であり、早急な受診が必要です。
肺や心臓が圧迫されると、犬は呼吸困難になります。症状としては息切れ、咳、嘔吐、腹部の膨らみなどが現れることがあります。

横隔膜ヘルニアは緊急の状態であり、獣医師の診察を受け、適切な治療を行う必要があります。

治療の方法は、手術による修復が一般的です。
手術では、横隔膜の穴を閉じて臓器を正しい位置に戻し、正常な呼吸機能を回復させます。
手術は緊急を要する場合もありますので、早めの受診が重要です。

獣医師は状態を評価し、適切な治療プランを立ててくれるでしょう。
正確な診断と迅速な治療は犬の命を守るために欠かせません。

まとめ

いかがだったでしょうか。
犬種によってはヘルニアになりやすいものです。

しっかりとヘルニアと向き合っていきましょう!

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