犬の暮らしDate 2023.08.13

犬が仮病を使う!仮病を使う原因と対処法を解説します!

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結論から言うと、わんちゃんも仮病を使います。
しかしわんちゃんば「具合悪そうにしよう!」と思っているわけではなく『こうしたら飼い主さんに構ってもらえる!』という場面を覚えていて、その時と同じ仕草を再現しています。

なので私たち人間の仮病とは少し意味合いは違いますが、今回はわんちゃんの仮病の見極め方を見ていきましょう!

PROFILE

Ripo

WanTime編集部|りほ

りほ ペット歴25年

ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。

犬が仮病を使う場面①ご飯をわざと食べない

犬が仮病を使う場面として、「ご飯を食べない時」があります。
これは体調が悪くて食べられないのか、それとも飼い主への注意を引きたいために食べていないのかを見極めるために重要な瞬間です。

食事の時間になっても犬が食事に興味を示さない場合、最初に考えられるのは体調不良です。

しかし、一度フードのお皿を下げてみて反応を観察しましょう。
もし犬が悲しそうな顔をしたり、名残惜しそうにしたり、すぐに食べ物を欲しがったりしたら、それは飼い主さんの気を引きたいというサインかもしれません。

また、犬がトッピングを期待して食べないこともあります。
特に、以前においしいトッピングがフードに追加されていた場合、それを期待して食事を拒否することがあります。
これは犬が仮病を使っている可能性を示しているため、注意が必要です。食事に困った時は獣医師に相談しましょう。

犬が仮病を使う場面②わざと足を引きずる

犬が仮病を使うもう一つの場面として、「足を引きずる時」が挙げられます。
足を引きずる行動は、痛みや不快感を示す一方で、飼い主の同情を引こうとする犬の策略でもあり得ます。
そのため、その行動が本物の痛みからくるものなのか、それとも仮病なのかを見極めるのは非常に重要です。

足を引きずる犬の行動を評価するためには、いくつかの観察ポイントがあります。
まず、足を触ってみて犬が嫌がるかどうかを確認します。
痛みがあれば、通常は触れられることを嫌がります。

次に、リードやおもちゃを見せたときの犬の反応を観察します。
興奮して反応するなら、足が本当に痛いわけではない可能性があります。
また、おやつやフードを与える際に犬がジャンプするかどうかも、足の状態を評価する重要な指標です。

これらの観察を通じて、犬の足の状態が本当に悪いのか、それとも仮病を使っているのかを見極めることができます。
ただし、痛みの症状が長引く場合は、必ず獣医師の意見を求めてください

犬が仮病を使っても叱らないことが大切

犬が仮病を用いる行動を見つけた場合、その対応には注意が必要です。
仮病は、飼い主へのアピールや気を引くための行動であり、飼い主とのコミュニケーション不足を示すサインとも言えます。
愛犬が仮病を使わないと自身に気を向けてもらえないと感じてしまう日常は、犬にとっても飼い主にとっても悲しい状況です。

しかし、仮病行動を見つけたからと言って、その行動を叱ったり褒めたりするのは適切ではありません。
仮病行動に対して何も反応を示さないことで、仮病を使っても特別な結果が得られないと犬に理解させることが目指されます。

仮病行動が見られる場合、飼い主としては日頃のコミュニケーション方法を見直し、愛犬との絆を深めるための新たな方法を模索することが求められます。
愛犬の心地よい生活環境を提供することで、仮病行動の頻度も自然と減少していくでしょう。

まとめ

仮病のような仕草は、学習能力の高いわんちゃんならではの知恵です。

このような様子を見せた場合には愛犬との関わり方を見直すことが大切です。

また、必ずしも仮病だと決めつけず必要に応じて診察を受けてくださいね!

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