犬のしつけDate 2021.03.09

コツをつかんでフセをマスターしましょう!

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しつけにより、犬に主従関係を教え飼い主との信頼関係を生み出すことができます。
愛犬とのコミュニケーションやしつけという観点からも重要な部分ですね!
また、重力から開放されてリラックスできるという犬の側のメリットもあったりします。

PROFILE

Ripo

WanTime編集部|りほ

ペット歴25年
保護犬活動をしながら3匹の愛犬と暮らす。

フセは犬に教えるのに、お座りや待てと同じくらい重要な意味があります。そもそも犬にふせを教える理由は、動きをその場で静止させ問題行動を事前に防ぐためです。また、フセはオスワリよりも犬にとってリラックスできる姿勢であるため興奮しているときに落ち着かせる意味でも重要です。オテやオスワリよりも難易度は高いですがコツをつかんで楽しく教えてあげましょう!

行動を形作りましょう

教え方は、スワレやオテと同様にご褒美を誘導することで行います。ご褒美を手に持ち、においを嗅がせ、その手を下に降ろします。それだけでフセの姿勢ができた場合は、すぐにご褒美をあげてください。しかし、ほとんどの子はご褒美で誘導するだけでフセの姿勢をすることは難しいです。その場合、ご褒美を与えるレベルを下げてあげます。例えば、両肘を床につけることができればご褒美、それでも難しければ頭を下げただけでご褒美、これを繰り返すことでだんだんと求めているフセの姿勢に近づくことができます。姿勢ができるようになったら、行動⇒フセと声掛け⇒ご褒美を与えることで、声掛けでフセができるようになります。

ご褒美で誘導するだけでは、おしりを上げてしまうなど、どうしてもできない場合は遊びながら教えてみましょう。飼い主の片足を前に出し足の下からご褒美をみせ、足と床の隙間をくぐらせるゲームを行います。姿勢を下げないとご褒美にたどり着けないため、自然とフセの姿勢ができるようになります。もし怖がってくぐれない場合は足を上げて、床からの高さを上げてみましょう。少しずつ低くすることで抵抗がなくなります。この遊び方でも、フセの姿勢ができない場合は、普段の生活の中で行動をよく観察し、偶然フセに近い行動をしていたらご褒美をあげてみましょう。伏せていたらご褒美が出てくると分かれば、自分から進んでフセをするようになります。

まとめ

難易度の高いフセですが、少し長めに待機させる時など、落ち着かせたい時に欠かせないしつけです。覚えさせるのに時間がかかってしまっても、首輪を無理やり引っ張ったり、上から押し付けるなど無理やりさせることはやめましょう。難易度は高めですが、気負いすぎず遊びの感覚で行うことで犬も楽しく覚えることができます。フセを教えて、外出先でも落ち着いて待つことのできる愛犬に育ててあげましょう!

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