犬の病気Date 2023.06.19

犬の歯がグラグラしてる!?歯が抜ける原因と対処法を紹介!

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歯磨きなど、愛犬の口腔ケアをしているときに歯がグラグラと揺れていることが気になったことはありませんか?
病院に行った方が良いのかな・・抜いた方が良いのかな…と、心配になりますよね。

今回はわんちゃんの歯が揺れる理由や対処法を解説します!

PROFILE

Ripo

WanTime編集部|りほ

りほ ペット歴25年

ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。

犬の歯が抜ける原因①歯の生え変わり

生後4〜7ヶ月の期間は、犬の歯が乳歯から永久歯へと生え変わる時期となります。
そのため、この時期には歯がグラグラと揺れ、自然に抜け落ちることが一般的です。
この過程は自然なものなので、病院で治療を受ける必要や無理に抜く必要はありません。

しかし、7ヶ月を過ぎても乳歯が残っている場合は、これが正常な状況ではないため、獣医師に相談することが推奨されます。
適切な診断を受けた上で、獣医師の指導に従って抜歯を行うことが必要となる場合もあります。

犬の歯が抜ける原因②歯周病

歯周病は、歯茎の炎症が悪化して歯を支える歯槽骨まで溶けてしまうことで、歯が抜けてしまう病気です。
特に重度の歯周病になると、歯周病菌が血管に侵入し、心臓病や腎不全を引き起こす可能性もあります。
犬には歯周病が多く見られますが、これを防ぐためには日々の口腔ケアが不可欠です。

適切な歯磨きや食事、定期的な歯科検診を通じて、愛犬の口腔健康を保つことが大切です。

犬の歯が抜ける原因③歯根破折

歯根破折とは、強い衝撃や硬い物を噛むことによって歯が折れてしまい、歯肉に隠れた歯の根元部分が破折する状況を指します。
この状態になると、歯の神経が露出することがあり、感染症を引き起こす可能性があります。

そのため、歯根破折が起きた場合、獣医師の診察を受けることが必要です。
診察結果、神経が露出していると判断されれば、抜歯という選択肢が多く取られます。これは、感染症を防ぐための処置です。

犬の歯が抜ける原因④悪性腫瘍

口腔内に発生した悪性腫瘍は、歯が不安定になる原因となることがあります。
悪性腫瘍は外見だけでは判別が難しく、口内に新たに黒い変化が見られた場合、その性質が何であるかを特定するためには獣医師の診察が必要となります。

これは、悪性腫瘍が進行すると重大な問題を引き起こす可能性があるため、早期に診察を受けて適切な治療を開始することが大切です。
腫瘍による歯の不安定さは痛みや食事摂取に影響を及ぼす可能性もあるため、飼い主としては異変に気付いた際は迅速な対応が求められます。

犬の歯が抜ける原因⑤吸収病巣

吸収病巣は、体内の特定の細胞、具体的には破歯細胞が自身の歯を溶解するという現象を指します。
この病気は進行すると歯が徐々に溶けて消失し、その過程で歯が不安定になる、つまり揺れることがあります。

この状態は、食事摂取や口腔内の衛生状態に影響を及ぼす可能性があり、また犬の快適さにも影響を及ぼす可能性があります。

したがって、吸収病巣の兆候を見つけた場合は、適切な診断と治療のために速やかに獣医師に相談することが重要です。

まとめ

いかがだってでしょうか。

わんちゃんにとって歯は重要にです。
定期的な検診を行いましょう!

 

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