犬の暮らしDate 2023.07.05
犬が怒るのには理由がある!怒っている原因と理由を徹底解説!
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愛犬が急に怒ったり最近怒りっぽくなったなと気になったことはありませんか?
基本的に人と共存するわんちゃんは穏やかなので、怒るのには理由があります。
今回はわんちゃんが怒る理由を5つ紹介します!
- PROFILE
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Ripo
WanTime編集部|りほ
ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。
犬が怒る理由①独占欲
犬が怒る一つの原因として、「独占欲」があります。
独占欲は、愛犬が「自分のものだ」と主張する強い欲求のことを指します。
これは、食事やおやつ、おもちゃなど、犬が大切に思うものに対して特に強く現れます。
これらのアイテムは、犬にとっての安全や満足感を保証するもので、それが奪われそうになると犬は防衛本能を働かせることがあります。
また、親犬の場合、子犬への保護本能が作用して、子犬が他者に接触されるのを防ぐために怒ることもあります。これらの行動は、犬が自分の領域や大切なものを守ろうとする本能的な反応の一部です。
このような独占欲は、犬のストレスや不安を引き起こす可能性があります。
したがって、飼い主としては愛犬の独占欲を理解し、適切な対応を心がけることが大切です。
犬が怒る理由②苦手なことされた時
犬が怒る別の理由は、苦手なことを強いられたり、されそうになる状況に遭遇したときです。
爪切り、歯磨き、ブラッシング、シャンプーなど、飼い主にとっては愛犬の健康維持や清潔さを保つために必要な行為でも、愛犬にとってはストレスを感じる可能性があります。
それらを無理矢理行うと、愛犬は余計にそれらを嫌がり、反抗的な行動を取る可能性が高まります。
そのため、飼い主としては愛犬が苦手なものを理解し、それに配慮した対応を心がけることが重要です。
例えば、一度にすべてを行うのではなく、少しずつ行って慣れさせる、または好きなご褒美を与えて肯定的な経験につなげるなど、工夫を凝らすことが求められます。
愛犬の不快感を最小限に抑え、健康と幸せを優先することで、より良い飼い主と愛犬の関係を築くことができます。
犬が怒る理由③暴力を振るわれた時
愛犬に対する暴力は、その感情表現や行動に大きな影響を与えます。
暴力を振るわれた愛犬は、自己防衛の本能から反撃するか、または怒りを表現して「やめて!」と訴えることがあります。
愛犬が怒りを示すとき、それは彼らが感じている不快感や恐怖をコミュニケートする手段です。
彼らは私たちと同じように、痛みや恐怖を感じ、それに対して適切な反応をする生き物です。
したがって、怒りは愛犬が感じる不快感や恐怖のサインとして解釈するべきです。
飼い主としては、愛犬との関係を築く過程で、理解と尊重が必要です。
それは、犬が安心して生活できる環境を提供すること、感情を理解し尊重することから始まります。
暴力は絶対に避け、代わりに愛情深く、優しく、そして一貫性を持って接することが求められます。
犬が怒る理由④縄張り意識、権力争い
犬は、自分の領域を守るために様々な行動を示します。
例えば、お気に入りの場所に人間が掃除のために入ったり、他の犬がその領域に入ってきたときには、犬はその領域を守るために怒ったり、ソワソワしたりすることがあります。
これは犬の本能的な行動であり、縄張り意識や権力争いの一環と解釈できます。
そのような行動を理解することで、飼い主としては愛犬とのより良いコミュニケーションや理解が深まります。
そして、愛犬の縄張りに対する意識を尊重し、その行動を適切に理解・対応することで、愛犬との信頼関係を保つことが可能になります。また、縄張り意識が強すぎて問題になる場合には、専門家の助けを借りることも重要です。
犬が怒る理由⑤体の痛み
犬が体の痛みを感じている時、その反応は人間と大差ないことが多いです。
通常は穏やかで優しい性格の犬であっても、痛みを感じると怒りや不快感を示すことがあります。
例えば、ブラッシングの際に予期しない痛みを感じたり、特定の部位に触れた時に怒ったりする場合、これは可能性として体の異常を示しているかもしれません。
そのような場合には、犬が痛みを示す行動を無視せず、注意深く観察することが大切です。
特に、痛みを示す行動が続くようであれば、皮膚や内臓に問題がある可能性があります。
その際は、適切な診断と治療のために早めに獣医師の意見を求めることが最善の策となります。
犬の体調や気持ちを理解し、適切なケアを行うことで、愛犬との絆をさらに深めることができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
犬が怒るのには必ず理由があります。
ただ、叱るのではなく、犬が怒る理由をしっかりと観察して考えてみましょう。
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