犬の暮らしDate 2023.08.10

愛犬の遠吠えをやめさせたい!遠吠えする理由と対処法を徹底解説します

  • #暮らし

『ワオーン』とどこまでも響くような遠吠え。
わんちゃんならではの習性ですが散歩中の遠吠えならまだしも近代のように所狭しと住宅のある日本では近所迷惑にもなりかねません。

今回はわんちゃんの遠吠えの理由や対処法を解説します!

PROFILE

Ripo

WanTime編集部|りほ

りほ ペット歴25年

ペット歴25年
保護犬ボランティアをしながら、3匹の愛犬と暮らす。

犬が遠吠えする理由①

犬の遠吠えにはさまざまな理由が存在します。

その一つ目は、他の犬とのコミュニケーションです。
犬は遠吠えを通じて、他の犬と情報を交換したり、存在を確認し合ったりします。
他の犬の遠吠えが聞こえると、「私もここにいるよ」と知らせるために遠吠えを始めることがあります。
遠吠えは、彼らがコミュニケーションを取る手段の一つなのです。

二つ目の理由は、パトカーや救急車などのサイレン音に反応していることです。
サイレン音は犬の遠吠えの周波数に近いとされています。
このため、犬はサイレン音を聞くと、それが他の犬からの信号と誤認し、反応として遠吠えを始めることがあります。

三つ目は、不安や寂しさから遠吠えをすることもあります。
一人ぼっちになった時や、飼い主の帰りを待っている時、または何かに怯えている時など、犬は遠吠えを通じて自己アピールをし、自分の感情を伝えようとするのです。
これは彼らが自己表現する一つの方法であり、気持ちの発散手段でもあるのです。

犬が遠吠えする理由②

犬が遠吠えをする理由の一つとして、飼い主への要求があります。
過去に遠吠えをすることで飼い主から構ってもらった経験から、それを学習して遠吠えを始めることがあります。
遠吠えは、食事の要求や遊びたいという要求、散歩に行きたいという要求など、さまざまな要求を伝える手段となるのです。

また、犬が遠吠えをする理由として、気を引こうとする行動も考えられます。
これは特に、飼い主が他のことに集中している時や、犬が退屈している時に見られます。
遠吠えをすることで飼い主の注意を自分に向けようとするのです。

ストレス発散も遠吠えの理由の一つです。
環境の変化や、飼い主の留守が長い、犬同士の争いなど、ストレスの原因はさまざまです。
そのストレスを発散するために遠吠えを始めることがあります。

そして、高齢の犬には認知症による遠吠えも見られます。
認知症により、夜間活動が増えたり、環境への適応力が下がったりすると、遠吠えをすることが増えます。
gこれは犬自身も混乱しているためで、病院での診察が必要となります。

遠吠えをやめさせる方法

「遠吠えしたら無視する」
犬が遠吠えをすると、飼い主が反応するというパターンを学習してしまう可能性があります。
これは、「こうしたら構ってもらえる」という犬の誤解を生むため、問題行動を繰り返すきっかけになります。
そのため、遠吠えを無視することで、その行動が意味を持たないと犬に理解させることが重要です。

「愛犬と過ごす時間を増やす」
寂しさや不安から遠吠えをしてしまう犬にとって、飼い主との交流は非常に有効な対策となります。
飼い主と一緒に過ごす時間を増やすことで、犬の不安を軽減し、遠吠えを抑えることが期待できます。

「飼育環境を見直す」
犬が遠吠えをする原因の一つに、外の音に対する反応があります。
特に、外の音がよく聞こえる場所で犬が過ごす時間が長い場合、遠吠えの発生率が高くなる可能性があります。
そのため、飼育環境を見直し、静かな場所で犬を飼うことが推奨されます。

「おもちゃやおやつで気を紛らわす」
犬の気を紛らわすためには、おもちゃやおやつを使う方法も有効です。
ただし、遠吠えするとおやつがもらえるという誤解を生む恐れがあるため、適度な頻度と量で使用することが大切です。

まとめ

遠吠えは本能的なものであり気持ちと直結して起こるためやめさせることは難しいものです。

愛犬が突然遠吠えしたら焦ってしまいますが慌てず原因を突き止め、適切な対処をしましょう。

少しでもリスクを減らすためにも日頃から過剰なストレスや不安を与えないよう気をつけて過ごしてくださいね!

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